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富士写真フイルム株式会社は18日、有機色素塗布型の青紫レーザ対応追記型光ディスクの開発に成功したと発表した。Blu-ray Discのほか、東芝、NEC共同提案の0.6mm厚基板貼り合わせ型ディスクにも対応し、実用化に向けて積極的に提案する。 開発に成功したのは、新開発の有機色素を超精密塗布(スピンコーティング)する「有機色素塗布技術」と、厚みのばらつきを100μm±2μm以内に抑えたという0.1mm厚の「貼り合わせ型超精密カバー層技術」。 これらを使った片面12cmのディスクは、Blu-ray Disc規格などで使用する波長405nmの青紫レーザと開口数0.85レンズで、23.3GBの記録が可能。塗布型でディスクを構成する層数が少なく、生産性に優れるとしている。 試作ディスクの仕様は、基板厚は1.1mmでトラック方式はグルーブ記録。トラックピッチは0.32μm、記録面密度は16.8Gbit/インチとなっている。
□富士フイルムのホームページ (2002年10月18日) [orimoto@impress.co.jp]
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