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株式会社日本デジタル家電は、USB 2.0とEthernetでパソコンと接続できる120GB HDDビデオレコーダ「ロクラク II 120」を11月16日から発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円台後半になると見られる。カラーバリエーションは、メタリックシルバーとシャンパンゴールドの2色。 販売は、同社サイトでの直販のほか、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、Bic P kan、ソフマップ、PC-DEPOT、ZOAで行なう。また、専用の外付けDVD-RAMドライブも発表された。発売は2003年1月。発表済みの専用MOドライブも2003年1月より供給が開始され、価格はともにオープンプライスとなっている。 ロクラク II 120は、ロクラクスーパー120iをベースにした上位機種。パソコン用インターフェイスをUSB 1.1からUSB 2.0に変更し、オプションに外付けDVD-RAMドライブを追加。さらにEthernet(10Base-T)コネクタを標準装備し、LAN接続が可能になった。ただし、Ethernetをはじめとしたすべての新機能を利用するには、12月公開予定のβ版ファームウェアを適用しなければならない。 USB 2.0接続時には、パソコンからロクラク内の番組編集が可能になるほか、パソコン側のHDDに対し、ロクラクのリモコンで再生、録画の指定ができる。転送ソフトには、ロクラクで録画したトランスポートストリームをプログラムストリームに変換する機能も備わる。 外付けDVD-RAMドライブは、標準装備の拡張インターフェイスを利用して接続する。独自フォーマットとなるため、録画したDVD-RAMディスクは市販のDVDプレーヤー、DVDレコーダ、パソコン用ドライブなどでは再生できない。有償ファームウェアによる共通フォーマットへの対応を予定しているが、現在はコンテンツ保護の観点から独自フォーマットの採用を決定したという。
本体デザインは従来シリーズとほぼ同じ。外形寸法は100×220×145mm(幅×奥行き×高さ)。録画ビットレートなどの基本仕様は、ロクラクスーパー120iから変更はない。 Ethenet接続時には、複数のロクラク II 120による録画ファイルの送受信が可能になるほか、アンテナ配線のない部屋でも放送の視聴や録画が行なえる。また、ネットワーク上のロクラク II 120を対象にしたネットワーク映像配信も行なえる。ホームセキュリティなどへの応用も可能としている。 また、DHCPに対応し、単体でインターネットへも接続できる。ビデオコンテンツを受信しながら録画する機能を持ち、録画中のコンテンツを追いかけ再生することが可能。速度保証のない現状でも、画像の乱れのないコンテンツ供給が可能になるとし、同社では「ネットワーク録画追っかけ再生」として特許を出願している。 さらに、本体に固体識別用のホストIDを内蔵しているため、コンテンツの期間利用や自動削除が可能。これを利用し、エキサイト株式会社と共同で「インターネット上のビデオレンタルの実験システム」を12月から開始する予定。各種プロトコルやサービスの提供も順次行なっていくという。
□日本デジタル家電のホームページ (2002年11月15日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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