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米Dolby Laboratoriesは2日(現地時間)、バーチャルサラウンド技術「ドルビー・バーチャル・スピーカー(DVS)」のライセンスを米Analog Devicesに供与したと発表した。初の搭載品はDSP「Melody SHARC Ultra」で、ドルビー・ヘッドフォン機能も搭載している。 Melody SHARC Ultraは、6.1ch、または5.1chに対応した32bit処理のマルチチャンネルオーディオプロセッサ。同社の「SHRCシリーズ」はデノンなど国産AVアンプでの採用実績があり、今回のMelody SHARC Ultraでは、DVSでの再生に初めて対応。DVSは2本のスピーカーでドルビーデジタル5.1chを再現するバーチャルサラウンド技術で、すでに「WinDVD DVS」、「PowerDVD XP DVS」といったソフトウェアDVDプレーヤーに組み込まれている。 Dolby LaboratoriesのConsumer channel marketingディレクター、Craig Eggersはリリース中で、「スペースの都合上、5.1ch分のスピーカーを並べられなかったユーザーにとって、DVSとドルビーヘッドフォンは最適なソリューションとなる。これまでの方式と異なり、DVSを聞いた人は、サラウンド音声がリアルスピーカーのように聞こえたと感じるだろう」とコメントし、DVSの優位性を強調している。
□Dolby Laboratoriesのホームページ (2003年1月6日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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