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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは、無線LANインターネット液晶TV「エアボード」の新モデル「IDT-LF3」を3月8日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は13万円前後の見込み。 IDT-LF3は、同社が2002年1月に発売した「IDT-LF2」をマイナーチェンジした後継機。筺体デザインは前モデルとほぼ同じだが、カラーが銀系統から白系統に変更された。
ベースステーションとモニタ間の伝送には、従来と同じIEEE 802.11bを採用。通信距離は屋内約30mで変わらないが、出力のアップにより、画面のノイズや乱れなどが少ない安定した映像が得られるようになったという。映像の伝送も従来と同様でMPEG-2をベースにしており、映像のビットレートは最大5Mbps、伝送状態が悪くなると自動的に下げられる。 画質面では、新たに3Dコムフィルタが搭載され、高画質化を実現したとしている。外形寸法は変わらず、ベースステーションが260×170×130mm(幅×奥行き×高さ)、モニタは368×52×242mm(同)。重量は新機能の追加などにより、ベースステーション、モニタとも各100g重くなり、それぞれ約1.3kg、約2.2kg(バッテリ込み)となった。 新たに赤外線リモコンが付属するほか、液晶画面上をペンや指先で左右になぞるだけで、TVチャンネルが切り替え可能になるなど操作性を向上させた。また、「おはようタイマー」機能も新搭載。そのほかにも、付属のAVマウスを使ったリモコン操作対応機種にチャンネルサーバー、BSデジタルチューナ、HDDレコーダ、DVDレコーダが追加された。 拡張用として特に機能がなかった、モニタのUSB端子も今回USBカードリーダ/ライタに対応。ハギワラシスコム製リーダ/ライタを接続すれば、メモリースティック以外のメモリカードに入った画像も表示可能になった。アルバム機能は、同社のデジタルカメラ「サイバーショット」のマルチ連射機能で撮影した画像にも対応。お絵描き機能にも、スタンプ、ペンの種類が追加された。
液晶はタッチパネル型800×600ドット12.1型TFTを採用。バッテリ駆動時間は、バックライト最小時約2時間で変更されていない。
http://www.sony.co.jp/ □ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200302/03-0226/ □関連記事 【2001年12月19日】【EZ】テレビの近未来像(?)「エアボード」 ~ 最先端技術満載のハイテク家電を試す ~ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011219/zooma40.htm 【2002年7月9日】ソニー、エアボード「IDT-LF2」のアップグレードサービス ―Giga Pocketが操作可能に http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020709/sony.htm 【2001年12月12日】ソニー、無線LANインターネット液晶TV「エアボード」の新型 ―液晶を大型化、無線LANアクセスポイント機能も装備 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011212/sony.htm 【2001年7月23日】ソニースタイル、無線液晶TV「エアボード」のEthernet版を先行予約 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010723/sony.htm 【2000年9月28日】ソニー、無線LAN搭載のインターネット液晶TV「エアボード」(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000928/sony.htm (2003年2月26日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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