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ソニーは、容量23GBのブルーレイディスクに対応したBSデジタルチューナ内蔵のディスクレコーダ「BDZ-S77」を4月10日に発売する。価格は45万円。ブルーレイディスクレコーダの発売は世界初で、同時に片面1層23GBの録画用ブルーレイディスク「BF23G」も3,500円で発売する。
BSデジタルチューナと地上波チューナを内蔵し、BSデジタルは映像がMPEG-2 TS、音声がAACでの記録となり、「DR(ダイレクト)モード」では、ハイビジョンの1080i、720pをはじめ、BSデジタル放送をそのままの画質で記録できる。また、BSマルチビュー(3番組分)の録画も可能。 DRモードの記録時間は、1080i、720p、BSマルチビューが約2時間、480pが約4時間、480iが約4.4時間。最大転送レートは1080i、720pが24Mbps、480pが12Mbps、480iが11Mbps。
なお、地上波、外部アナログ入力、DV入力もMPEG-2 TSで記録する。記録モードはHR(高画質)、SR(標準)、LR(長時間)で、記録時間はそれぞれ約3時間、約6時間、約12時間。転送レートはHRが16Mbps、SRが平均8Mbps、LRが平均4Mbps。
また、録画した番組の分割、結合、A-B消去(タイトル内の2ポイント間を消去)する機能も搭載。実際のデータを操作する「オリジナル編集」と、オリジナル映像を消去しない「バーチャル編集」を選択できる。タイトル名入力にはひらがな、カタカナ、漢字、英語、数字、記号を使用可能。入力時には、画面を見ながらリモコンで文字を選ぶ方法と、テンキーで携帯電話のように入力する方法を用意している。 DVDディスクの再生にも対応し、DVDビデオ、音楽CD、CD-R/RWに対応。DVD-RWのVRモードの再生も可能で、民生用レコーダで記録したディスクを再生できる。さらに、プログレッシブ出力も可能。 IEEE 1394端子は、DV1系統、S200(Blu-ray Disc専用)を2系搭載。S200を使って、ブルーレイディスクレコーダ同士でのデジタルコピーも行なえる。映像入力はS映像×2系統、コンポジット×2系統、映像出力はD4×1系統、S映像×2系統、コンポジット×2系統。音声は、アナログ入力×2系統と、同軸デジタル出力×1系統、光デジタル出力×1系統、アナログ音声出力×3系統を装備。 外形寸法は430×398×135mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約14kg。消費電力は65W。本体デザインは「浮いているかのような存在感のある」という「フローティングコンセプト」を採用。不等辺四節リンク機構を採用したフロントドア部の「リンクモーションドア」は、「美しく品位のある軌跡を描くように調整した」としている。 同時発売のブルーレイディスク「BF23G」には、最大100枚のディスク/各100タイトルを記録するライブラリ管理用の「ディスクマネジメントID」機能付き。また、コピーワンスコンテンツ(1回のみ録画可能)の録画にも対応している。
□ソニーのホームページ (2003年3月3日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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