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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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また併せて、デジタルCSチューナ「DST-CR1」と2衛星対応40cmCSアンテナ「SAN-40DK2」をセットにした、デジタルCS放送受信セット「SAS-CR1SET」も6月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は3万円前後の見込み。
CSV-P500は、同社のネットワーク機能搭載のホームAVゲートウェイ製品群「コクーン」シリーズの新製品。最大の特徴は、付属の専用ケーブルを使って、スカイパーフェクTV!用チューナのデータポートと接続することにより、スカパー!のEPGが取得可能なこと。接続するスカパー!チューナは、'98年(スカパー!サービス開始)以降に発売したソニー製のデジタルCSチューナに加え、データポートを搭載した他社製のチューナにも対応する。 スカパー!のEPGから最大20チャンネルのEPGを表示することが可能。同社によれば、取得したEPGデータはCSV-P500に蓄積して処理するため、通常のスカパー!チューナより表示速度が速いとしている。なお、CSV-P500とスカパー!チューナとはデータポートに加え、映像と音声をアナログ接続する必要がある。
また、スカパー!の視聴契約済みチャンネルと地上波放送の番組を、テレビ画面上の同一メニューでダイレクトにチャンネル切り替え操作も行なえる。 スカパー!専用機能として、番組タイトルを一度登録すれば、EPGデータを元に放送する曜日や時間が不定期な場合も重複することなく自動的に録画できる「シリーズ予約」機能を搭載した。 録画したい連続ドラマの番組タイトル名や、好きなサッカーチーム名などを「シリーズ番組」として登録すれば、ドラマなら初回から最終話まで、サッカーなら登録したチームの試合を認識して、自動的に録画を実行する。 目的の番組が複数のチャンネルにまたがっていたり、放送する曜日や時間が不定期な場合もEPGの情報から番組を検索して録画。さらに、他の録画予約を入れてシリーズ予約の番組をキャンセルした場合でも、再放送を追尾・検索して録画を試みる。
シリーズ予約は3種類まで設定可能で、シリーズ予約で登録した番組が録画されると、本体前面の「MyCastフロントランプ」が青く点灯する。なお、タイトルと番組説明が完全に一致した場合を再放送とみなし、同じ番組でも番組説明の情報が異なると違う番組と認識する。 地上波の電子番組表は「CSV-E77」や「CSV-S57」と同じく「Gガイド」を採用し、Gコード予約には対応していない。地上波専用の新機能としては、野球延長対応の「番組名予約」が搭載された。この機能は、録画予約したテレビ番組の前に、野球やサッカーの放送が予定されている場合、EPGデータの情報をもとに、予定されている最大延長時間を計算し、自動的に録画終了時刻を延長する機能。なお、延長分の録画時間に他の録画予約が重なった場合は、野球延長対応機能は働かない。 連続ドラマを毎週録画する際にも「番組名予約」をしておけば、最終回が拡大放送になっても、その回の録画予約時間を自動的に延長する。 従来どおり「おまかせ・まる録」機能も内蔵。好きなジャンルや、キーワードを登録すれば、地上波放送とスカパー!のEPGの情報から該当するテレビ番組を検索、自動録画する。
ソフトウェアキーボードも内蔵しており、任意のキーワードを入力することも可能。ただし、CSV-E77のように、ユーザーの嗜好を抽出する機能は搭載していない。
録画モードはSP、LP、EPの3種類で、各モードのビットレートはそれぞれ6/3.7/2.4Mbps。最大録画時間はSPが約50時間、LPが80時間、EPが110時間となっている。 本体にはEthernet端子も装備し、専用ホームページ「カモン!マイキャスター」にサービス登録することで、ソフトウエアのダウンロードによる機能追加や、携帯電話やパソコンを使った録画予約に対応。また、プリセットキーワードの一部を毎月1回自動的に更新することができる「キーワード更新」も可能。 エコノミープランで利用できる「@録画予約DX(Deluxe)」は、最短20分ごとにサーバーに接続し録画予約情報を入手。ベーシックプランで利用できる「@録画予約LE(Limited Edition)」は1日2回のサーバー接続となる。なお、@録画予約LEは、携帯電話から利用できない。 【カモン! マイキャスターサービスの種類】
そのほかにも、現在放送されている番組をリモコンで手軽に一時停止することができる「TVポーズ」機能(SPモード最大約30分まで)や、「追いかけ再生」機能、「録画同時再生」機能などは従来通り装備。新たに好みの箇所だけを再生できる「ポイント再生」機能と、「プログラム再生」機能が追加された。なお、音声付きの早見再生機能や、録画した番組の編集機能は装備していない。 また、メモリースティックスロットも本体前面に搭載しており、JPEG画像をテレビ画面に表示できる。なお、HDDへの転送には対応していない。 本体の外形寸法は145×260×233mm(幅×奥行き×高さ)と従来モデルより小型化され、縦置きのほか横置きにも対応している。ファンを内蔵しており、温度が高くなると自動的に作動する。
CSV-P500と接続して使用した場合、CSV-P500で録画中にチャンネルを変えてしまうといった誤動作を防ぐ、「チャンネルロック機能」を搭載している。 外形寸法は135×261×233mm(幅×奥行き×高さ、縦置き時スタンド含む)、重量は約1.3kg(スタンド込み)。S1映像出力2系統、コンポジット出力2系統、アナログ音声出力2系統、光デジタル出力1系統を装備。そのほかにも、モジュラージャック、データ出力、AVマウス出力も備える。消費電力は7W。
なお、CSアンテナ「SAN-40DK2」をセットにしたデジタルCS放送受信セット「SAS-CR1SET」としてのみ販売され、DST-CR1単体での発売は予定されていない。
【CSV-P500の主な仕様】
□ソニーのホームページ (2003年5月8日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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