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アキュフェーズ株式会社は、負荷1Ω時に1,000W×2chの定格出力が可能なステレオパワーアンプ「P-7000」を6月下旬に発売する。価格は98万円。 IMひずみの発生を防ぎ、スピーカーを理想的に駆動するため、アンプの低出力インピーダンス化を追求。出力部にコレクター損失150W、コレクター電流15Aというトランジスタを採用し、この素子をチャンネル当たり11ペアーのパラレル・プッシュプル駆動することで、低インピーダンス化を図っている。 増幅方式にはカレント・フィードバック回路を使用。チャンネル当たりの定格出力は、1,000W(1Ω)/500W(2Ω)/250W(4Ω)/125W(8Ω)。放熱性能に優れたアルミダイキャスト製の大型ヒートシンクを搭載し、低インピーダンス時でも安定した動作ができるという。 電源部のトランスは定格1,500VA、コンデンサは容量56,000μFを2基搭載する。入力部には、同社のモノラルパワーアンプ「M-8000」にも採用された「MCS(Multiple Circuit Summing-up)回路」を採用。増幅ユニットを3回路並列接続することで低雑音化を図り、SN比や歪み率などが向上するという。 プリント基板には低誘電率、低損失のテフロン基板を採用。また、プリントボードの銅箔面や、入力端子を含む主要な箇所に金プレートを施し、「音の純度を徹底的に磨き上げた」としている。
フロントパネルは厚さ15mm。パネル面には、動作と照明のON/OFFが可能な大型アナログパワーメーターを搭載する。入力端子はBLANCE、UNBALANCE共に1系統を装備。また、リアパネルにはモノ/ステレオ/ブリッジ接続の切り替えスイッチを用意する。外形寸法は465×545×258mm(幅×奥行き×高さ)、重量は49.5kg。 【主な仕様】
(5月16日現在、この製品に関する情報は掲載されていない) http://www.accuphase.co.jp/ □関連記事 【2002年7月15日】アキュフェーズ、プリアンプとパワーアンプのフラッグシップモデル http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020715/accu.htm 【2002年1月25日】アキュフェーズ、50万円の純A級ステレオアンプ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020125/accu.htm 【2001年10月24日】アキュフェーズ、115W/4Ω対応のステレオプリメインアンプ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011024/accu.htm 【2001年10月19日】アキュフェーズ、32万円のステレオプリアンプ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011019/accu.htm
(2003年5月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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