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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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シャープ株式会社は、サンプリング周波数5.6MHzの1ビットデジタルアンプを採用したDVDホームシアターシステム2機種を11月14日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、SACD/DVDオーディオの再生に対応した「SD-PX3」が9万円前後、SACD/DVDオーディオ非対応の「SD-PX1」が7万円前後の見込み。 なお、両モデルとも、液晶テレビやプラズマテレビとの組み合わせを想定し、薄型デザインの筐体を採用した「1-BIT PANEL THEATER」シリーズの製品。
■ SD-PX3
SACD/DVDオーディオの再生に対応するプレーヤーと、6chの1ビットデジタルアンプ、AM/FMチューナを、奥行き116mmの筐体に収めたホームシアターシステム。キャビネットにMDFを採用したトールボーイスピーカーを含む、5.1chスピーカーがセットになっている。 メインユニットのアンプ部は、サンプリング周波数5.6MHzの1ビットデジタルアンプを搭載。解像度が高く、自然でクリアな音質を実現したという。最大出力は35W×6ch。ΔΣ変調用に「高精度1チップΔΣ変調LSI」を搭載する。
プレーヤー部は、SACD/DVDオーディオのマルチチャンネル再生に対応。SACD、DVDビデオ、音楽CDほか、DVD-R、DVD-RWのビデオ/VRモード、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生にも対応する。
デコーダはドルビーデジタル、DTS、AAC、ドルビープロロジック IIに対応。小音量時でも聴きやすいという独自の「ダイナミックサウンド機能」を搭載しており、効果を「MOVIE」、「MUSIC」、「NIGHT」の3モードから選択可能。
映像出力端子としてD2端子、コンポジット、S映像を各1系統装備しており、DVDビデオのプログレッシブ出力に対応。音声入力は光デジタル、同軸を各1系統、アナログ2chを2系統用意。音声出力は、光デジタル、アナログ2ch、ヘッドフォン、サブウーファプリアウトを各1系統装備する。
スタンド部を含む外形寸法は、368×116×243mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.6kg。同社の液晶テレビ「AQUOS」シリーズや、主要メーカーのテレビの基本操作が可能なリモコンが付属する。
5.1chのスピーカー部は、エンクロージャに高密度MDFを採用したウッドトールボーイをフロント×2ch、リア×2chの計4本に加え、センタースピーカーと、パッシブ型のサブウーファで構成される。 フロント/リア/センタースピーカーのユニット構成は共通で、8cm径のウーファユニットを2基搭載したダブルウーファ仕様。さらに、2cm径のツイータを加えた2ウェイとなっている。サブウーファは16cm径のユニットを搭載したバスレフ型。
スピーカーベースを除いたフロント/リアの外形寸法と重量は、95×110×1,038mm(幅×奥行き×高さ)、約4.5kg(1台)。センターが370×110×95mm(同)、約2.2kg。サブウーファが185×310×304mm(同)、約4.3kg。
■ SD-PX1
SD-PX3のメインユニットから、SACD/DVDオーディオの再生機能を省いた下位モデル。DVDビデオなどの再生機能や内蔵デコーダ、ユニットの外形寸法、端子類などはSD-PX3と同じ。 5.1chスピーカーセットは、メインユニットと同じシルバーのカラーリングを採用。小型ブックシェルフ型のフロント/センター/リアスピーカーと、サブウーファで構成される。 ユニットは、フロント/センターが8cm径のウーファと、5cm径のツイータを各1基搭載した2ウェイ。リアスピーカーは8cmフルレンジを1基搭載した1ウェイ。サブウーファは16cm径のユニットを搭載したバスレフ型となっている。 フロント/リアスピーカーにはスタンドが付属するほか、スタンド部を取り外して、別売のフロア型スタンド「AD-AT11ST」や、壁掛け用ブラケット「AD-AT10SA」などを取り付け可能。 外形寸法と重量は、フロントが110×124×246mm(幅×奥行き×高さ)、約1.1kg(1台)。リアが110×124×246mm(同)、約900g。センターが219×106×90mm(同)、約1kg。サブウーファが185×310×304mm(同)、約4.3kg。
□シャープのホームページ
(2003年8月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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