松下、8cm DVD-RAM/R対応「DVDデジカム」の新モデル －16：9ワイド撮影機能を搭載

4月10日発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：お客様ご相談センター 　　　　　Tel.0120-878-365

　松下電器産業株式会社は、8cm DVD-RAM/Rを記録メディアに採用したDVDデジタルビデオカメラ「VDR-M70K」を4月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後の見込み。

　従来機種と同様に、日立製作所と共同開発した「DVDデジカム」。日立が2月に発表した「DZ-MV580」と仕様はほぼ同じだが、MV580で搭載しているスイッチ1つで基本機能のみをメニュー画面に表示する「かんたんモード」が省かれているほか、デザインが変更されている。また、8cm DVD-RAM両面ディスクが付属する(MV580は片面ディスクが付属)。

　1/3.8型102万画素CCD(有効画素：動画記録時 約40万画素/静止画 約96万画素)を搭載。CCDの余裕画素エリアを使用して、16：9のワイド撮影が可能。レンズは光学10倍ズーム(F1.8～2.4)で、電子式の手振れ補正機能も搭載する。

　記録形式はDVD-RAM使用時がDVD-VR、DVD-R利用時がDVDビデオ。録画モードはDVD-RAMディスク利用時がXTRA/FINE/STDの3モード、DVD-Rディスク利用時はFINE/LPCM/STDが用意される。また、DVD-RAMへの静止画(JPEG)記録が可能なほか、SDメモリーカードへの静止画記録にも対応する。

　DVD-RAMディスク使用時にはカメラ本体でシーン削除、シーン入替、特殊効果、分割や結合といった簡単な編集作業が可能。記録されている全シーンや、撮影した日付ごとに動画ファイルをサムネイル表示する「ディスクナビゲーション」機能も備える。

　ファインダは11万画素液晶ビューファインダで、モニタは2.5型液晶を採用している。PCとの接続はUSB 2.0を使用。USBケーブルやドライバ、編集ソフトなどをセットにしたPC編集キットが同梱される。

　付属バッテリ「VW-VBD140(1,360mAh)」利用時の撮影時間は、ファインダ利用時で約2時間10分(XTRA/FINE)、液晶モニタ利用時は約1時間50分(XTRA/FINE)。外形寸法は64×146×89mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約585g(撮影時)。

□松下電器のホームページ
http://matsushita.jp/
□製品情報
http://panasonic.jp/DIGICAM/
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(2004年3月3日)

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