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ソニー、プラズマ/液晶ベガ「HVX」シリーズ6機種
-ベガエンジンHDやXMBを搭載、ムーブ対応のHDDユニットも発売


50V型のプラズマテレビ「KDE-P50HVX」
9月20日より順次発売

標準価格:39万9,000円~102万9,000円

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 ソニーは、フラットパネルテレビ「ベガ」の 新モデルとして、「HVXシリーズ」6機種を9月20日に発売する。プラズマテレビ3機種、液晶テレビ3機種を用意するほか、同シリーズとの組み合わせを想定した160GBのHDDユニットも10月1日に発売する。各モデルの価格は下表の通り。

型番 サイズ 価格 発売日
プラズマ
KDE-P50HVX 50V型 102万9,000円 9月20日
KDE-P42HVX 42V型 77万7,000円
KDE-P37HVX 37V型 66万1,500円
液晶
KDL-L40HVX 40V型 76万6,500円 9月20日
KDL-L32HVX 32V型 51万4,500円
KDL-L26HVX 26V型 39万9,000円
HDDユニット
VRP-T5 7万3,500円 10月1日

プラズマ3機種、液晶3機種をラインナップする

 プラズマ/液晶モデル共に、同日に発表された上位シリーズ「QUALIA 005」から、仕様や特徴の多くを受け継いだ下位シリーズ。

 高画質回路「ベガエンジンHD」を搭載。ハイビジョン映像向け画像処理信号処理技術「DRC-MFv2」や、純度の高いコンポーネント信号を生成する「CCP3(コンポジット・コンポーネント・プロセッサー)」、ソースに最適なコントラストを生み出し、ノイズも除去する「IFP(イメージ・フォーマット・プロセッサ)」、より自然な映像を再現する「新高画質パネルドライバ」なども搭載している。

 また、プレイステーション 2やPSXに採用されているLSI「エモーションエンジン」と「グラフィックス・シンセサイザ」を搭載。PSXに採用されている高速インターフェイス「XMB(クロスメディアバー)」が利用できる。

 リモコンもQUALIA 005と同じ折り畳み式を採用。折り畳んだ状態では電源や音量、選局が可能な簡単リモコンとして機能し、広げることでDVDレコーダやテレビなど、最大6種類の機器が操作できる多機能モードに移行する。

リモコンはQUALIA 005と同じ折り畳み式を採用 PSXと同じ高速GUI「XMB」を搭載

HD映像の2画面表示が可能

 チューナは地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログチューナを各2基、計8基搭載したダブルチューナ仕様。HD放送の2画面表示もサポートする。EPGは地上/BS/110度CSデジタルに加え、地上アナログ放送用にGガイドを搭載。番組表画面だけでなく、XMBの選局時にも番組名などが表示される。

 音響面では、独自のデジタルアンプ「S-Masterサウンドエンジン」を搭載。左右2chのスピーカーに加え、専用スタンドと組み合わせることで大容量を実現したというサブウーファを搭載した2.1chシステムとなっている。また、テレビだけでサラウンド音声を実現するというSRSの「TruSurround DIGITAL 5.1CH」機能も利用できる。

 いずれのモデルもメディアレシーバ部を本体に内蔵しており、HDMI入力(KDL-L26HVXは除く)やUSB、i.LINK、メモリースティックスロットなどを背面や側面に装備。USB接続したデジタルカメラから静止画を表示しながら、本体に内蔵された音楽やトランジションを組み合わせてスライドショーを行なう「ミックスメディア」機能や、録画予約した番組のみビデオ出力から出力する「シンクロ録画機能」も備えている。

背面端子部 右側面には操作ボタンを配置 左側面にはメモリースティックスロットやi.LINK端子、PC入力などを備える


■ プラズマ ベガ

 チューナ一体型のプラズマテレビとして、業界最薄の厚さ8.9cmを実現。ディスプレイの左右にゆるやかなカーブを設け、上下には透明パネルを使ったデザインを施すことで、「薄型大型テレビならではの軽快な浮遊感を演出した」(同社)という。

  KDE-P50HVX KDE-P42HVX KDE-P37HVX
画面サイズ 50V型 42V型 37V型
パネル解像度 1,365×768ドット 1,024×1,024ドット
入力対応信号 1080i/720p/480p/480i
チューナ 地上デジタル×2
BSデジタル×2
110度CSデジタル×2
地上アナログ×2
アンプの最大出力 25W×2ch
50W×1ch
入出力端子 コンポーネント入力×2系統2端子(D4入力×2系統2端子)
ビデオ入力×3系統3端子(S2映像入力:3系統3端子)
HDMI入力×1系統1端子
AVマルチ入力×1系統1端子
デジタル放送/ビデオ出力×1系統1端子
i.LINK×3端子
USB×1系統1端子
TVセンタースピーカー入力×1系統1端子
光デジタル音声出力×1系統1端子
専用ウーファースタンド×1系統1端子
音声出力×1系統1端子
ヘッドホン×1端子
電話回線×1端子
Ethernet×1端子
AVマウス出力×1端子
コントロールS入力×1端子
コントロールS出力×1端子
消費電力 474W 420W 380W
重量 54kg 42kg 36kg
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
133.6×8.9×78.9cm 113.9×8.9×67.2cm 104.8×8.9×59.9cm


■ 液晶 ベガ

26V型の「KDL-L26HVX」

 上下左右の視野角170度を実現した「スーパーワイドアングル液晶パネル」を搭載。輝度は500cd/m2。斜めから視聴しても、メリアリのある映像が楽しめるという。さらに、画質のコントロール時に、バックライトとコントラストを連動させる「コントラストエンハンサー」を装備。黒浮きや黒つぶれを低減しているという。

  KDL-L40HVX KDL-L32HVX KDL-L26HVX
画面サイズ 40V型 32V型 26V型
パネル解像度 1,366×768ドット
入力対応信号 1080i/720p/480p/480i
チューナ 地上デジタル×2
BSデジタル×2
110度CSデジタル×2
地上アナログ×2
アンプの最大出力 25W×2ch
50W×1ch
7.5W×2ch
15W×1ch
入出力端子 コンポーネント入力×2系統2端子(D4入力×2系統2端子)
ビデオ入力×3系統3端子(S2映像入力:3系統3端子)
HDMI入力×1系統1端子 (KDL-L26HVXは非搭載)
【お詫びと訂正】
※記事初出時に「L26HVX」にHDMI端子を搭載すると
記載していましたが、搭載しないの
誤りでした。また、i.LINK端子も1系統となります。
お詫びして訂正いたします

AVマルチ入力×1系統1端子
デジタル放送/ビデオ出力×1系統1端子
i.LINK×3端子 (KDL-L26HVXは1系統)
USB×1系統1端子
PC入力(D-Sub 15ピン)×1端子
PC音声入力(ステレオミニ)×1端子
TVセンタースピーカー入力×1系統1端子
光デジタル音声出力×1系統1端子
専用ウーファースタンド×1系統1端子
音声出力×1系統1端子
ヘッドホン×1端子
電話回線×1端子
Ethernet×1端子
AVマウス出力×1端子
コントロールS入力×1端子
コントロールS出力×1端子
消費電力 290W 205W 158W
重量 29kg 23kg 19kg
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
111.4×11.5×64.7cm 92.4×9.9×54.1cm 83.1×14.5×48.1cm


■ HDDユニット

VRP-T5

 プラズマ/液晶ベガの「HVX」シリーズや、QUALIA 005との組み合わせを想定したHDD録画ユニット。HDD容量は160GBで、BSデジタルのHD映像を約14時間、地上デジタルのHD映像を約17時間、SD映像を約42時間記録できる。

 前モデル「VRP-T3」との違いは、HDD容量が120GBから160GBに増加したこと。さらに、i.LINKで接続した機器に、コピーワンスコンテンツの移動する「ムーブ」機能をサポートした。また、HVXシリーズやQUALIA 005と組み合わせて利用することで、録画中に録画済の別番組を再生したり、録画中の番組も同時に再生する「追いかけ再生」も行なえる。

 HDD録画ユニットとして、QUALIA 005やHVXシリーズ以外のベガでも使用できるが、同時録再機能は利用できない。対応するムーブ先の機器は後日ホームページなどで公開する。最大外形寸法は171×305×58mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.5kg。


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200408/08-0819/
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【8月19日】ソニー、LEDバックライト搭載の液晶テレビ「QUALIA 005」
-46V型はフルHDパネルを採用。一般店舗でも発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040819/sony1.htm
【8月11日】ソニー、ハイビジョンを「もっとリアルにする」技術“DRC-MFv2”
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040811/sony.htm

(2004年8月19日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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