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ソニー、PTM技術採用のBD-ROM用原盤製造装置の受注を開始 -製造工程を大幅削減。DVD-ROM装置の1/5に小型化
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装置内のBD-ROM原盤 |
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8月31日発表
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ソニー株式会社と株式会社ソニー・ディスクテクノロジーは、パッケージメディア用のブルーレイディスク規格「BD-ROM」の原盤(マスター)およびDVD-ROMの原盤製造装置「PTR-3000」を共同開発したと発表した。
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PTR-3000 |
低コスト、安定したディスク製造、装置小型化を実現したというBD-ROM原盤製造装置。原盤のカッティング工程に青紫色レーザーの熱記録方式を利用した「フェーズ・トランジション・マスタリング(PTM)微細加工技術」を採用し、原盤製造工程を半分以上削減したという。
また、装置全体の大きさも従来のDVD-ROM原盤製造装置の約5分の1に小型化。BD-ROMの原盤製造に加え、DVD-ROMの原盤製造も1台で行なえる。
また、ソニー・ディスクテクノロジー静岡事業所に引き続き、米インディアナ州テラホートにもBD-ROM一貫量産試作ラインを設置し、BD-ROMフォーマットの拡大を図る。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200408/04-0831/
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(2004年8月31日)
[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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