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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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TECO JAPAN(三協株式会社)は2日、シャープ株式会社が特許権侵害を理由に20型液晶テレビの輸入差し止めを求めていた係争について、シャープが東京地裁への販売/輸入仮処分申請の申し立て取り下げたことを明らかにした。 2004年6月にTECO JAPANが輸入/販売し、イオングループの各店舗で販売していた台湾TECO製の20V型液晶テレビについて、シャープが特許権を侵害を理由に、生産/販売差し止めなどを求める仮処分申請を東京地裁に申し立てていた。 イオンとシャープの両社間では液晶テレビ関連の係争は終わっているが、特許権に関する係争は、当事者間で解決が図られるべきものと確認。シャープは引き続き、TECO JAPANに対して輸入/販売停止を求めていた。 しかし、2月16日に開催された第5回審尋において、東京地裁から「シャープの特許権が無効であり、申し立ては認められない」との心証が開示されたことで、シャープは3月2日に申し立てを取り下げたという。 なお、TECO JAPANでは、「シャープの不当な仮処分申し立てにより、営業上の逸失利益、信用毀損などの多大な損害を被った」とし、シャープに対して損害賠償請求訴訟を予定としている。 □TECOのホームページ (2005年3月2日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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