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松下電器産業株式会社は、新「PEAKS」や「VIERA Link」を搭載した液晶テレビ「VIERA」LX65シリーズ2モデルを9月1日に発売する。価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格は32V型「TH-32LX65」が25万円前後、26V型「TH-26LX65」が21万円前後の見込み。
同社の液晶VIERAは、エントリーモデルの「LX60」と上位モデルの「LX600」の2シリーズが用意されているが、LX65はその中間という位置づけ。パネルやクリアフォーカス動画など高画質化機能はLX600を踏襲しながら、デジタルチューナをシングル化し、i.LINKを省くなどで低価格化しており、LX60/L600シリーズと併売される。 動画ボケを低減する「クリアフォーカス動画」技術を搭載。独自の動きベクトル解析技術を使って前後の映像フレームから新たに映像コマを作成/補間、毎秒90フレームの表示を行なう「フレームクリエーション」と、各コマ間でバックライトの一部を順次消灯させる「バックライトスキャン」を組み合わせたもので、動画ボケを解消したという。 ほかにも、「コントラストマネジメント」、新「液晶ビビットカラークリエーション」、「サブピクセルコントローラー」で構成される高画質化技術「クリアピクチャー」も採用。バックライトの明るさと、液晶パネルの光シャッターの開口度合いをシーンに応じてリアルタイムに制御する「アドバンスト液晶AI」、映像のディティールを忠実に再現する「インテリジェントエンハンサー」なども搭載する。
ほかにも、SDカードスロットを備え、JPEG静止画の表示が可能。リモコンはユニバーサルデザインの「新らくらくリモコン」を同梱。操作方法をガイドしてくれる機能なども備えている。 入出力端子は共通で、HDMI入力×1、D4入力×2、コンポジット入力×4、S映像入力×3、コンポジットモニター出力×1、Sモニター出力×1、モニター音声出力×1、光デジタル音声出力×1。イヤフォン端子やモジュラージャック、Ethernetも備えている。
HDMIは1080p入力に対応。6×12cm径のフルレンジスピーカーを2個搭載。アンプの出力は総合10W×2ch。バーチャルサラウンド機能も備えている。スタンドを含む外形寸法と重量は、32型が791×300×615mm(幅×奥行き×高さ)/約20kg、26型が657×300×525mm(同)/約16.5kg。
□松下電器産業のホームページ
(2006年7月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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