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株式会社東芝は、液晶テレビ「REGZA」の新シリーズとして、HDD内蔵のデジタル放送録画モデル「RH500」シリーズ3機種と、ベーシックモデル「CV500」シリーズ3機種を4月下旬より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。
■ RH500シリーズ
2.5インチ/容量300GBのHDDを内蔵し、単体でデジタル放送録画が可能な液晶テレビ。 42型の「42RH500」は1,920×1,080ドットのフルHDパネルを採用し、120Hz倍速駆動に対応。37型「37RH500」もフルHDパネルだが、倍速には非対応。32型「32RH500」は1,366×768ドットパネルを採用する。パネル方式は42型と37型がIPS方式、32型がVA方式。 REGZA H3300/H3000シリーズの後継機種で、地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2系統と、地上アナログチューナを2系統搭載。内蔵HDDにデジタル/アナログ放送を録画できるほか、従来モデルと同様に、eSATA接続の外付けHDDへのデジタル放送録画番組のムーブが可能。さらに、新たにeSATA HDDへの直接録画にも対応した。eSATAのHDDは別売の市販のものが利用可能で、最大8台まで登録できる。
EPGから録画予約を行なうだけで、内蔵HDD/eSATA HDDへの番組録画が可能。新たに録画した番組の1.5倍速早見再生も可能となったほか、新リモコンの採用により、録画番組リストの呼び出しなどがワンボタンで行なえる。 映像エンジンとして、42型はパワーメタブレインプロを搭載。37/32型は新メタブレイン・プロを搭載する。また、ZH500/ZV500シリーズと同様に自動画質調整機能「おまかせドンピシャ高画質」を搭載。画質モード「おまかせ」を選択時に、周囲の明るさや時刻、映像ソースなどにあわせて、自動的に最適な画質で、映像表示を行なう。 スピーカーは、3.5×16cm径のフルレンジユニットを搭載した「新レグザオーディオ」。出力は10W×2ch。HDMIは全機種3系統搭載し、1080p(60p/24p)入力に対応。x.v.colorとDeep Colorには42型のみが対応する。レグザリンクにも対応する。 HDMI以外の入出力端子は、D4入力×1、S映像×2、コンポジット入力×3、アナログ音声×3、HDMIアナログ音声入力×1、デジタル放送録画出力、光デジタル音声出力×1、ヘッドフォン出力など。 外形寸法は42型が100.9×30.8×69.4cm(幅×奥行き×高さ)、37型が90.2×25.8×63.5cm(同)、32型が78.6×25.8×57cm(同)。重量や消費電力は未定。 ■ CV500シリーズ
2007年8月より発売したREGZA C3500シリーズの後継モデル。デザインを一新したほか、自動画質調整機能の「おまかせモード」を搭載するなどで、使い勝手向上を図っている。 パネルは42型と37がIPS系、32型がVA系で、42/37型が1,920×1,080ドットのフルHDパネル。32型は1,366×768ドットパネルを採用する。映像処理エンジンは「新メタブレイン・プロ」を搭載し、ディティールリアライザーや質感リアライザーも備えている。 録画機能は備えておらず、チューナは地上/BS/110度CSデジタルと、地上アナログを各1系統搭載。1080p(24p/60p)対応のHDMI×3のほか、D4入力×1、S映像入力、コンポジット入力×3、Ethernetなどを装備。出力端子は光デジタル音声や、デジタル放送録画出力、ヘッドフォン出力などを備えている。スピーカーはRH500シリーズと同様の「新レグザオーディオ」。 外形寸法/重量は42型が100.9×30.8×69.4cm(幅×奥行き×高さ)/未定、37型が90.2×25.8×63.5cm(同)/20.4kg、32型が78.6×25.8×57cm(同)/16.1kg。
□東芝のホームページ ( 2008年4月9日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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