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ソニーは、10月1日に放送開始する「スカパー!HD」対応のハイビジョンデジタルCS放送チューナ「DST-HD1」を10月15日に発売する。また、124/128度対応のCSアンテナをセットにした「SAS-HD1SET」も同日に発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はDST-HD1が37,000円前後、SAS-HD1SETが45,000円前後。 10月1日放送開始予定の「スカパー! HD」に業界で初めて対応したデジタルチューナ。新たにスタートするスカパー! HDのハイビジョン15チャンネルへの対応に加え、従来の標準画質(SD)のスカパー!各チャンネルにも対応する。合計約300チャンネルの視聴が可能となっている。 スカパー! HDの多くの番組の中から、選局/予約の目的に合わせてすばやくチャンネル指定するための選局機能を装備。お気に入りのチャンネルをリスト登録して、リストを呼び出して選局できる「お好みリスト」機能も備えている。
日時指定や電子番組表(EPG)を利用し、最大35件までの録画予約が可能。同梱のAVマウスを利用して、ビデオデッキなどと連動した予約録画が行なえる。ただし、ハイビジョン画質での録画は対応しておらず、「今後の対応は未定」としている。 フロントパネルは、ハーフミラー調のデザインを採用。HDMI出力端子を備え、「ブラビアリンク」に対応。BRAVIAの「おき楽リモコン」からDST-HD1の番組表や予約リスト、お好みリストの呼び出し、録画予約などの操作が行なえる。 HDMI以外の出力端子は、D4×1、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2、光デジタル出力×1、AVマウス×1を装備する。Ethernetやモジュラージャックも備えている。消費電力は23W(待機時0.15W)。外形寸法は280×273.2×51.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.6kg。リモコンやAVマウスが付属する。 「SAS-HD1SET」に同梱されるCSアンテナ「SAN-40DK3」は直径40cmのアンテナ。利得は32.8dB。外形寸法は約410×620×510mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg。15mの同軸ケーブルやケーブル用クランパーなどが同梱される。 スカパー! HDは、124/128度CS放送を利用したMPEG-4 AVC/H.264フォーマットのハイビジョン放送。10月1日より放送開始し、同日に専用STBのレンタルも開始される。2009年10月には70チャンネル以上のハイビジョン放送を行なう予定。 □ソニーのホームページ ( 2008年9月2日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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