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ボーズ、“業界最高のNC性能”を謳うBluetoothイヤフォン「QuietControl 30」
2016年6月7日 11:53
ボーズは、ノイズキャンセリング(NC)機能を備えたBluetoothイヤフォン「QuietControl 30 wireless headphones」(QC30)を発表した。9月上旬に予約を開始、9月下旬に発売を予定。価格は未定。カラーはブラックのみ。
これまでのNCイヤフォンは「QuietComfort 20」など、QuietComfortというモデル名だったが、新モデルは“QuietControl”となった。後述するが、NC効果をユーザーが調整できるようになっている。また、同じくワイヤレスタイプの新製品として、ヘッドフォンタイプでNC機能付きの「QuietComfort 35 wireless headphones」(QC35)と、スポーツ向けの「SoundSport wireless headphones」も発表。これらは別記事で紹介している。
QC30は、Bluetoothのワイヤレス機能とNC機能を両方搭載したネックバンド型のイヤフォン。イヤフォンタイプ向けに、NC機能をさらに進化させ、「業界最高の性能を実現した」という。
左右のイヤフォンに合計6個のマイクを内蔵。処理回路などはネックバンド部分に搭載している。新開発の「コントローラブル・ノイズキャンセレーション(可変ノイズキャンセリング)」を備えており、使用するシーンに合わせて周囲の音をどの程度取り込むか任意で調節可能。交通量の多い路上では周囲の音をより聞こえやすくしたり、仕事に集中する時は一切の騒音を遮断するなどの選択ができる。
NCの効果を調整しても音楽の音量は変化せず、周囲の音量だけを変えることができる。サウンドを最適化するイコライザも筐体に合わせて新たに専用設計。「楽曲の細部に至るまで聴き逃すことなく楽しむことができる」という。無料アプリ「Bose Connect app」も用意しており、アプリからNCの効果をコントロールできる。
ハンズフリー通話も可能で、NC向けのマイクとは別に、通話時の風切り音や周囲の雑踏を低減するデュアルマイクも搭載。Siriや他の音声認識アプリを使用する際のパフォーマンスも改善し、通話時も双方の音声をより自然にはっきりと聞き取ることができるとしている。
Bluetoothは周囲の環境の変化に対応しながら接続を維持する技術を投入。対応するスマホとタッチするだけでペアリングできるNFCにも対応。設定・発信者番号通知・電池残量などの主要な情報がわかる日本語音声ガイドも用意。前述のアプリ「Bose Connect app」を使い、ソフトウェアのアップデート、音声ガイドの言語選択なども行なえる。
電源は内蔵のリチウムイオンバッテリで、使用時間は最長10時間。耳元のケーブルには音量調節や音楽再生/一時停止、受話/終話、ノイズコントロールを操作するリモコンを装備。イヤーピースは独自の「StayHear+」。長時間の装着でも、負担が少ないという。
QuietControl 30 |
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