ニュース

声で操作できるBluetoothイヤフォン「APlay」

 声で操作可能で、外の音も聞けるBluetoothイヤフォン「APlay(エープレイ)」のクラウドファンディングが「Makuake」でスタートした。8月に発売予定で、一般販売価格は1万円だが、早割として個数限定で6,000円~8,000円のプランを用意。また、2個、5個パックなども揃えている。

APlay

 Android 5.0以降のスマートフォンに対応したBluetoothイヤフォンで、聴く(ヒア)とウェアラブルをあわせた「ヒアラブル」イヤフォンとして提案。開発はNain(ネイン)。通勤やランニングなどの最中に通知が来た場合に、音声で通知内容を読み上げ、返信もスマホを取り出さずにメッセージを音声で聞いたり、絵文字や音声認識でのメッセージ返信などが行なえる。

移動して音楽を聞きながらメッセージを受信、返信

 LINEやFacebookメッセンジャー、Android標準メッセンジャーに対応し、APlay本体の[+]ボタンでいいね絵文字を返信し、[○]ボタンで音声認識による返信が行なえる。音声合成ソフトウェアは、HOYAの技術を採用している。

 開発チームは、元パイオニアのカーナビ開発担当者など。Bluetoothコーデックは、AAC、aptX、SBCに対応。音質チューニングは、開発メンバーの「ライブ音楽、クラブミュージックでの体験を元に、独自のチューニングを行なった」という。また、Qualcommのチップセット「CSR8645」内蔵のエコーキャンセリングマイクを搭載し、快適に通話できるという。

APlay

 生活防水対応で、ランニングなどにも利用可能。対応OSはAndroid 5.0以降で、iPhoneでは通常のBluetoothイヤフォンとして利用できるが、通知の読み上げや返信については「開発中」としている。バッテリ動作時間はスタンバイで約250時間、連続音楽再生時間は約8時間。

 スマホに触らせず、シンプルに使えることを目的に開発。また、クラウド連携することで、快適な音声UIを目指し、最適化された情報サービスを追加していくとしている。なお、クラウドファンディングで得た資金は、APlayの開発、製造委託費、材料調達費として利用するという。