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ヤマハ、Bluetooth搭載のテレビ向け薄型サウンドバー。4K/HDRパススルー対応

 ヤマハは、サラウンドシステム「YASシリーズ」の新モデルとして、Bluetoothも搭載した一体型筐体のサウンドバー「YAS-106」を9月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,000円前後。

YAS-106

 テレビの前などに置ける、高さ53mmのサウンドバー型フロントサラウンドシステム。壁掛けにも対応可能。5.5cmのミッドレンジウーファ×2と、7.5cm径のサブウーファ×2、2.5cmツイータ×2を1つの筐体に収めている。ウーファ部は密閉型で、サブウーファ部にはバスレフポートを設けている。アンプの最大出力はメインが30W×2、サブウーファが60W。サブウーファプリアウトも備えている。

設置例

 HDMI入出力を各1系統備え、4K/HDR映像や4K/60p映像信号のパススルーに対応。著作権保護のHDCP 2.2をサポート。HDMIケーブル1本でテレビ音声を伝送できるオーディオリターンチャンネル(ARC)や、HDMI接続したテレビやレコーダなどと連動するCECにも対応する。

 Bluetooth受信にも対応し、プロファイルはA2DP、DID、SPP、コーデックはSBC/AACをサポートする。スマートフォンなどからBluetooth接続するとスピーカーがONになるBluetoothスタンバイモードも用意。iOS/Androidアプリ「HOME THEATER CONTROLLER」を使い、音量調整や入力切り替え、5つのサラウンドプログラム(テレビ番組/映画/音楽/スポーツ/ゲーム)切り替えなどのリモコン操作も可能。

 人の声と背景音を判別して人の声を強調し、セリフやナレーションを格段に聴き取りやすくする「クリアボイス」や、低音を増強する機能「バスエクステンション」を搭載。また、5.1chバーチャルサラウンド技術により、左右や後方にもスピーカーを設置したような広がりと定位感のあるサラウンド音場を再現するという。

 HDMI以外の入力端子として、光デジタル×1、ステレオミニのアナログ音声×1を装備。ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、AAC(5.1chまで)、PCM(5.1chまで)の音声デコードに対応。

 テレビ前に設置した場合の外形寸法は、890×131×53mm(幅×奥行き×高さ)。壁掛け時の奥行きは62mm(スペーサー含む)。重量は3.2kg。リモコンや光デジタルケーブルなどが付属する。

高さは53mm
リモコンが付属する