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パナソニック、BDオーディオも再生できるSDカーナビ「ストラーダ」7型インダッシュタイプ
2016年9月6日 12:12
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは、SDカーナビ「ストラーダ」の新製品として、Blu-rayプレーヤーを搭載し、BDオーディオの再生も可能な「CN-RX03D」を10月中旬に発売する。7型ディスプレイ搭載インダッシュタイプで、パネルサイズは180mmに対応。200m対応のワイドモデル「CN-RX03WD」も同日発売。価格はオープンプライス。店頭予想価格はどちらのモデルも同じで、12万円前後。
スタンダードモデル4機種も10月中旬に発売。価格はオープン。店頭予想価格は、3年間で1回の無料地図更新ができる180mmパネル対応「CN-RA03D」と、200mmワイド対応「CN-RA03WD」が各9万円前後。無料地図更新非対応で180mm対応の「CN-RW03D」と、200mm対応「CN-RE03WD」が各8万円前後。
BDプレーヤー搭載「CN-RX03D」
BDプレーヤー機能を搭載。市販のBDビデオや、BDレコーダでテレビ放送を録画したディスクなどを車内で再生できる。192kHz/24bitで音声を収録したBlu-rayオーディオの再生にも対応する。
音質にもこだわり、従来の48kHzから192kHzに処理能力が向上した高速DSPを搭載。DVDや地デジを録画したディスク再生時も、音声を192kHz/24bitにアップサンプリングし、高音質再生できる。
電源用の高音質電解コンデンサや、新開発の専用電子ボリュームも搭載。音場が広く、クリア感の高い、「より空気感の伝わる音を作り出す」という。ドライブには車載専用の光ピックアップを搭載。過酷な車内環境でも安定したディスク再生ができる。
Bluetooth受信にも対応。AACコーデックもサポートし、対応スマートフォンとワイヤレス連携し、高音質再生が可能。AM/FMラジオはワイドFMの受信もサポートする。
ディスプレイは7型で、480×800ドット。LEDバックライトを採用。静電容量方式のタッチパネルタイプとなる。
HDMI出力端子も備え、オプションのリアモニターを使い、後部のチャイルドシートなどに座る子供に映画を観せるといった使い方もできる。スマホ向けアプリ「CarAV remote」も用意。後席から選曲やAVソースの切り替えも可能。
ナビ機能としては、VICS WIDEの渋滞・規制情報の変化にあわせて、ルートの再検索をする「ステイルート案内」や、新旧ルートの比較機能も搭載。ドライバーの嗜好にマッチした細やかなルート決定ができるという。
交差点の進行方向ごとの通過時間情報を利用し、レーン別に渋滞状況を色分け表示したり、オプションのETC 2.0車載器と連携し、高域の高速道路交通情報を活用したルート検索も可能。
内蔵アンプの最大出力は50W×4ch。適合スピーカーインピーダンスは4Ωで、4~8Ωを推奨。外形寸法はパネルサイズ180mm対応モデルが178×185×100mm(幅×奥行き×高さ)、200m対応ワイドモデルが206×176×104mm(同)。重量は約2.7kg。
スタンダードモデル4機種
BDプレーヤー機能は搭載しないが、基本機能を充実させたというスタンダードモデル。前述のVICS WIDEを活用したナビ機能などを備えている。地図データを収録するメモリ容量は16GB。
AV機能としては、CDを別売のSDカードに最大8倍速で高速録音可能。SDに録音した音楽を、ドライブ中に楽しめる。
Bluetooth受信もサポート。AACコーデックにも対応し、スマートフォンからの音楽再生も可能。AM/FMラジオはワイドFMをサポートする。スマホ向けアプリ「CarAV remote」からの操作にも対応する。
ディスプレイは7型で、480×800ドット。タッチパネルは抵抗感圧式。バックライトはLED。