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薄さ39mm、PlayStation 4がスリムな新型に。9月15日発売で29,980円

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは8日、ニューヨークで「PlayStation Meeting 2016」を開催。筐体がよりスリムになった、新型のPlayStation 4(CUH-2000)を発表した。9月15日発売で、価格は500GB HDDモデルが29,980円、1TBモデルが34,980円。カラーはジェット・ブラック。なお、4K/HDRに対応した高機能な「PS4 Pro」も発表されており、詳細は別記事で紹介している

新型のPlayStation 4(CUH-2000)

 新型PS4は、本体各部の構造を見直し、新たに設計した事で、初期モデル(CUH-1000)や従来モデル(CUH-1200)と比べ、30%以上の小型化を実現。筐体の端が斜めになった形状は従来モデルを踏襲しているが、四方の角に丸みをつけ柔らかい印象に。上面中央には、光沢感のあるPSファミリーマークを配置している。

 外形寸法は約265×288×39mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.1kg。従来のPS4(CUH-1200AB01/500GB)は約275×305×53mm(同)だった。初期モデルや従来モデルと比べ、それぞれ25%と16%の軽量化、34%と28%の消費電力低減も実現した。

縦置きも可能
薄さは39mm

 さらに、従来モデルの価格は500GB HDD内蔵で34,980円だったが、新型は500GBで29,980円と、5,000円値下がりしている。

右がPS4 Pro、左がコンパクトになった新PS4

 新型PS4だけでなく既存のPS4も含めて、来週実施されるファームウェアアップデートでHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応する事も明らかになった。HDR対応のテレビと組み合わせる事で、「HDR対応のゲームをはじめとした様々なコンテンツの映像を、人の目で見た現実世界に近い、自然かつ鮮やかなコントラストで楽しめる」という。

 メインプロセッサはCPUがAMD Jaguarコア。GPUはAMD Radeonベースの1.84TFLOPS(従来モデルも1.84TFLOPS)

 HDR出力に対応したHDMI端子を備えるほか、Ethernet、AUX入力を搭載。USB 3.1 Gen1×2系統も備えている。なお、従来モデルに搭載されていた光デジタル音声出力は省かれている。

 無線LANも内蔵。従来はIEEE 802.11 b/g/n対応だったが、新型ではIEEE 802.11 a/b/g/n/acまでサポート。Bluetooth 4.0にも対応している。

 ワイヤレスコントローラーの「DUALSHOCK 4」と、モノラルヘッドセット、電源ケーブル、HDMIケーブル、USBケーブルが付属する。

背面。光デジタル音声出力が省かれた

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PlayStation 4
ジェット・ブラック
500GB
(CUH-2000AB01)
PlayStation 4
ジェット・ブラック
1TB
(CUH-2000BB01)