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シャープ、スタンダード4K AQUOS「US40」に45型追加。32型からの買い替え訴求

 シャープは、液晶テレビ「AQUOS」の4Kモデル、US40シリーズに45型の「LC-45US40」を追加。9月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19万円前後。

US40シリーズの45型「LC-45US40」

 US40はスタンダードな4K AQUOSシリーズで、既に60型、55型、50型が発売されている。そのサイズラインナップに45型が追加される。2005年発売の32型「LC-32GD7」と比較すると、高さがほぼ同じ事から、視聴環境を変えずに大画面と4Kの高精細が楽しめるとして、32型からの買い替えも提案している。

2005年発売の32型「LC-32GD7」(左)と高さがほぼ同じ
US40シリーズのラインナップ

 パネル解像度は3,840×2,160ドット。バックライトはエッジ型のLED。視野角は上下左右176度。HDR映像に対応し、Ultra HD Blu-rayのほか、ひかりTVやNetflixのHDR配信にも対応。HDMI入力は4K/60p、コンテンツ保護のHDCP2.2、色域規格ITU-R BT.2020もサポートし、AQUOS 4K レコーダ「TU-UD1000」と接続して4K放送も表示できる。

 液晶パネルの表面の反射を低減する「N-Blackパネル」を搭載。外光反射を抑えるため、見やすく、艶やかな黒表現が可能。独自のLEDバックライトシステムで、消費電力を抑えながら輝度を高める「リッチブライトネス」や、地デジ放送で採用されているBT.709を超える広い色域を扱える「リッチカラーテクノロジー」も搭載する。

 映像エンジンは「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」で、4K映像だけでなく、2Kのハイビジョン放送も高画質に4Kアップコンバートが可能。4Kクリア番組表や4Kウェブブラウザなどの表示も4K対応している。

 音質面では、オンキヨーと共同で開発した「Sound by Onkyo」仕様。オンキヨー製のスピーカーを搭載しており、サブウーファとフルレンジからなる2.1ch構成。出力は35W(10W×2+15W)。

 スイーベルスタンドの採用により、視聴位置にあわせて画面角度を左右に調節できる。

スイーベルスタンドを採用

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルの3波対応。USB HDDを接続して録画も可能。

 別売のBDレコーダ「AQUOSブルーレイ」の対応モデルと連携する事で、AQUOSで視聴中の番組を最大90分さかのぼって再生できる「AQUOSタイムシフト」に対応。AQUOSで視聴している番組を、最大90分AQUOSブルーレイに一時録画(タイムシフト録画)することで、急な用事でテレビ視聴を中断した場合でも、続きから視聴可能になる。

 シャープが提案する「AQUOSココロビジョンプレーヤー」と接続することで、人工知能がユーザーのテレビ視聴傾向から嗜好を学習し、人が近づくと、テレビ番組や見逃した番組のネット配信などからおすすめ番組を見つけ、音声で教えてくれるクラウドサービス「COCORO VISION」に対応。クラウド連携による新たな機能が利用可能になる。AQUOSココロビジョンプレーヤーのリモコンからのAQUOS操作や番組の音声検索などに対応する

 入力端子はHDMI×4、コンポジット×1、アナログRGB×1。出力端子は光デジタル音声×1、アナログ音声×1、ヘッドフォン×1。USB×2(USBメモリ用×1、USB HDD用×1)やEthernetを装備する。

 消費電力は約162W。年間消費電力量は128kWh/年。スタンドを含めた外形寸法と重量は、101.1×32.3×61.8cm(幅×奥行き×高さ)/約20.5kg。