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ソニー「Smart B-Trainer」、筋トレ+ランで効率的なクロストレーニングに対応
2017年3月9日 18:16
ソニーは9日、音楽再生や心拍計などの機能を備えたランニング用デバイス「Smart B-Trainer SSE-BTR1」をアップデート。ファームウェア Ver.1.13とiOS/Androidスマートフォンアプリ「Smart B-Trainer」Ver.2.00を提供開始した。新たにフィットネスとランニングを組み合わせた「清水忍のFit & Run」プランをトレーニングメニューに追加する。
今回のアップデートにより、ストレッチ/筋トレの「フィットネス機能」に対応。アプリにはフィットネスプラン「清水忍のFit & Run」を追加し、複数のトレーニングを組み合わせて目標達成までの効率を上げる“クロストレーニング”が可能になる。本体アップデートにはパソコンと、本体に付属の専用USBクレードルが必要。ソニーのサイト上でダウンロード提供するWindows/Mac OS用のソフトウェア更新ツールを使って更新する。
スマートフォンアプリに追加される「清水忍のFit & Run」は、プロアスリートのパーソナルトレーナーを務める清水忍氏が監修したフィットネスプラン。運動をしていない人やランニングを始めるまでの体力をつけたい初心者から、より長く楽に走れるようになりたい中級者に向けたメニューを用意。「痩せるための運動習慣の継続」をサポートする。
新プランは、スクワットやクランチなど全23種目の筋トレの組み合わせによる脚づくりと脂肪分解を行ない、1時間以内の休憩を挟んでランニングに出ることで、効率的な脂肪燃焼を目指すというもの。
フィットネスでは、清水氏が考案した少ない回数と短時間の反復による筋トレメニューを採用。アプリでは正しいフォームや注意点を解説するビデオや音声ガイダンス、各種目に最適化したリズムの楽曲が用意され、それらに合わせて身体を動かすだけでトレーニングが続けられるようになっている。ランニングでは、1日のトレーニングに目標距離/走行時間を設定し、中間地点や残りの距離を音声でアナウンスする。フィットネスの記録などもアプリ上で管理でき、目標達成までの運動のモチベーションアップに繋げる。
Smart B-Trainer(オープンプライス/直販22,880円)は、音楽再生機能付きBluetoothヘッドセットに、心拍、GPS、加速度、ジャイロ、電子コンパス、気圧の各センサーを搭載。運動時に心拍数や走行ルートなど11のログを記録し、心拍数とリアルタイムに連動した音楽再生や音声アドバイスを行なう。16GBのメモリを内蔵し、IPX5/8相当の防水仕様。専用アプリと連動し、音声によりランニングなどのトレーニングをアシストする。