ピクセラのiPhone直結地デジチューナに、リアルタイム視聴者数がわかる新機能

　ピクセラは、3月に発売開始した「PIX-DT350N」など、iPhone/iPad用のLightningコネクタ接続型地デジチューナ用視聴アプリ「モバイルTV(StationTV)」の最新バージョンを、4月27日より提供開始する。これにより、ピクセラのフルセグチューナを介して、どの番組を何人が視聴しているかをリアルタイムに確認できるようになる。

モバイルTV(StationTV)にリアルタイム視聴者数を表示

　新機能は、ユーザーの許諾のもと、視聴アプリ「モバイルTV(StationTV)」のアプリ起動や、選局、視聴・録画・再生の開始と終了などのユーザー操作内容を、ピクセラのクラウドサービス「テレビ視聴データサービス」で分析し、番組ごとの視聴者数をアプリ画面上に、「pt」という単位で表示するもの。この機能により、「現在、どのチャンネルの、どの番組が視聴者の興味を引いているかという選択肢を提供する」としている。

視聴画面にもpt数

　対象となる地デジチューナは、iPhone/iPad対応の「PIX-DT350-PL1」、「PIX-DT355-PL1」、「PIX-DT350N」の3製品だが、今後PC向けやAndroid向けのチューナでも対応を計画している。

PIX-DT350N

　ピクセラのクラウドサービス「テレビ視聴データサービス」は、クラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」をベースに、「いま」の視聴者の動向をビッグデータ解析。ピクセラが販売した数百万台のTVチューナ製品から、視聴動向をリアルタイムに集積、分析する。iPhone/iPad向けチューナだけでなく、今後はAndoridやWindows、Mac向けのテレビチューナ製品にも同機能を追加予定。また、視聴者数だけでなく、録画再生に関するユーザー同行についても分析対象にすべく、アプリやサービス改良を進めていくという。

テレビ視聴データサービス