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「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」がガンダムファンクラブでアニメ化。1話はYouTubeでも

 サンライズがオリジナルコンテンツとして小説やビジュアル記事などを発信しているWebサイト「矢立文庫」。そこで連載されている「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」が、ショートアニメ化。6月23日から、月額600円(税込)のガンダムファンクラブで独占先行配信する。ただし、第1話は無料配信で、ガンダムインフォ、矢立文庫、バンダイチャンネル、YouTubeで視聴できる。

機動戦士ガンダム Twilight AXIS
(C)創通・サンライズ

 ショートアニメは6話構成で、1~5話は各約3分、6話は約8分の予定。2話以降は隔週でガンダムファンクラブ独占先行での配信となる。矢立文庫から発信したコンテンツとしては、初の映像化作品となる。

 「ガンダムファンクラブ」はガンダム初の公式ファンクラブ。iOS/Android向けのアプリで楽しむもので、会員になると、最新TVシリーズから過去のTVシリーズまでが見放題になるほか、劇場版・OVA作品も期間限定で見放題配信。イベントの先行チケット受付や、ファンクラブ限定商品などの特典も用意している。

機動戦士ガンダム Twilight AXISとは

 ストーリー・コンセプトデザインはArk Performance。キャラクターデザインと監督、脚本は金世俊が担当している。

 舞台は宇宙世紀0096年後半。「サイコフレーム」の存在に脅威を感じた地球連邦政府は、直轄の情報部に所属するメーメット・メルカ中尉に特殊部隊「マスティマ」を編成させ、地球圏を漂う小惑星「アクシズ」の分断された片側に潜入・調査という重要な指令を下す。

 メーメットと同行する調査隊のメンバー内には、かつてのジオン公国とネオ・ジオンで、技術者とテストパイロットだったアルレット・アルマージュとダントン・ハイレッグという二人の民間人が加わっていた。

 アクシズに潜入した調査隊は、誰もいないはずの基地内で私兵集団「バーナム」の新型「ガンダム」らの強襲を受け、ダントンとアルレットはかつて開発に関わっていた赤い「ザクIII改」で応戦するも、様々な危機的局面に遭遇する。

 その中で、アルレットはある「想い」を胸に秘め、アクシズの表面に取り残されたサザビーの残骸に向かうのだった……。

左はアルレット・アルマージュ。一年戦争時、ジオン公国軍の機動兵器開発に参加。ア・バオア・クー戦後は、アクシズへと移り、MS関連の技術開発に参画していた。第二次ネオ・ジオン戦争終結後は、ダントンと共に身分を隠してサイド6で暮らしていたが、特殊部隊「マスティマ」への協力を求められ、アクシズへ帰還する。右はダントン・ハイレッグ。ジオン公国、及びネオ・ジオン支配下のアクシズで、MSのテストパイロットとしてデータ収集任務を担当していた。第二次ネオ・ジオン戦争終結後は、アルレットと共にサイド6に移り身分を隠してクリーニング店を営んでいたが、メーメットの訪問を機にアクシズに帰還。アクシズで正体不明の敵襲に遭い、過去と対峙することになる
(C)創通・サンライズ
左は「AMX-011S ザクIII改」。MS-06 ザクIIの後継機としてアクシズで開発されたAMX-011 ザクIIIを改修した機体。重装甲かつ高機動のオプション装備を施された指揮官機は「赤」で塗装されている。アクシズ内部で、危機に陥ったダントンが搭乗することになる。右は「RX-78AN-01」ガンダムAN-01“トリスタン”。アクシズ捜索を命じられたメーメット指揮の特殊部隊「マスティマ」を強襲した謎のガンダムタイプのモビルスーツ。ガンダムNT-1“アレックス”をベースにした機体のようだが、入手経路や開発の経緯は不明。
(C)創通・サンライズ