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TBS、テレ東、WOWOW、日経が共同で動画配信新会社。AI活用し、BS 4Kに先駆け4K配信

 東京放送ホールディングス(TBSHD)、日本経済新聞社、テレビ東京ホールディングス(TXHD)、WOWOW、電通、博報堂DYメディアパートナーズは23日、有料の動画配信サービス等を主たる事業とする新会社「株式会社プレミアム・プラットフォーム・ジャパン」(仮称)を共同で設立で合意したと発表した。2017年秋以降にプレサービスを開始し、サービス開始は'18年4月予定。

「プレミアム・プラットフォーム・ジャパン」サービスイメージ

 共同出資会社は、TBSHD、日経、TXHD、WOWOWが設立及び運営を主導しつつ、電通及び博報堂DYMPを加え、「新しいスタイルの視聴体験を提供することで、国内の映像文化の発展に寄与するのが目的」とする。新会社は、動画配信等に関するサービスプラットフォームを構築し、様々なIPインフラを利用して、新たな形態のサービスを提供していくという。

 新サービスでは、「視聴者に信頼される選りすぐりの優良コンテンツの提供」、「株主各社の特色を生かしたコンテンツを随時更新(ドラマ・バラエティ・スポーツ・音楽ライブ・経済報道など)」、「オリジナルコンテンツの制作(共同制作を含む)・配信(放送番組のスピンオフ企画、 ショート・コンテンツなど)」などを予定。

 さらに、(2018年放送開始予定の)BS4K放送に先駆けて4Kコンテンツを配信したり、AIなどの最先端技術活用、様々なコンテンツホルダーからの番組調達なども予定している。

 資本金は80億円(資本金は40億円、資本準備金は40億円)で、出資比率はTBSHDが31.5%、日経16.6%、TXHDが14.9%、WOWOW 14.9%、電通14.8%、博報堂DYMP 7.3%。設立予定日は7月3日。