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FX-AUDIO-、160W×2ch出力で5,980円のデジタルパワーアンプ「FX98E」

 ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドのデジタルステレオ・パワーアンプ「FX98E」を、6月25日21時から、直販サイトで発売する。価格は5,980円(税込)。カラーはブラック/シルバー。ACアダプタは別売で、DC 15V~32V 電源容量2.5A以上のものを推奨している。

FX-AUDIO-ブランドのデジタルステレオ・パワーアンプ「FX98E」。シルバーモデル

 STMicroelectronics製のデュアルBTLデジタルアンプIC「TDA7498E」を搭載。最大出力は160W×2ch(4Ω)。4Ω~16Ωのスピーカーに対応できる。リファレンス回路をベースにしたシンプルな回路構成をコンセプトにしながら、ICのポテンシャルを活かしたという。

ブラックモデル

 入力/出力カップリングコンデンサに、BCコンポーネンツ製、ベルギー生産で特注仕様の高耐圧太銅リードフィルムコンデンサを配置。「透き通った音質を保ちつつ、低域の量感も確保し、モニターライクなニュアンスに」なったという。

 大電流・高出力対応トロイダルコアインダクタも搭載。磁界結束による干渉の影響を受けないように、設計段階よりインダクター配置を設定。トロイダルコアインダクタの特性を考慮し、中心に固定用充填剤を塗布し、性能を引き出している。

 電源平滑コンデンサとして、低ESR・高リプル対応のエルナー製大容量電解コンデンサを採用。電源のリプルノイズを低減。基板のアートワークにより、グランドの強度を高め、アナログ音声回路への電源の影響を低減。全高調波歪の低減とSN比の向上を実現した。
 入力端子はアナログのRCA×1。出力は、バナナプラグ対応のスピーカーターミナル。出力ゲイン設定は23.6dB、29.6dB、33.1dB、35.6dBから選択可能。

 外形寸法は96×168×33mm(幅×奥行き×高さ)。重量は495g。

写真の下が背面