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MACKIE、1台17,200円からのアクティブモニタースピーカー「New MR」シリーズ
2017年7月12日 12:39
音響特機は、MACKIEブランドのアクティブモニタースピーカー「New MR」シリーズ3機種を今秋に発売する。いずれも2ウェイのブックシェルフで、1台あたりの予定価格は、ウーファサイズが5.25インチの「MR524」が17,200円、6.5インチの「MR624」が22,900円、8インチの「MR824」が28,700円。さらに、10インチのアクティブサブウーファ「MRS10」も45,800円で発売予定。
プライベートホームスタジオ、コンテンツクリエーター、マルチメディアモニター用に設計された。新デザインを採用しつつ、今までのMRシリーズで培ってきた技術をブラッシュアップして投入したという。
3機種に搭載しているツイータはいずれも1インチのシルクドーム。高域ウェーブガイドを備え、「幅広いエリアでスイートスポットを提供し、高性能ステレオイメージを再生。様々な音楽制作現場で一貫したサウンドを実現する」という。
Acoustic Space Controlフィルタを備え、設置場所に合わせて高域のブースト、カットが可能。
エンクロージャ内には、音響特性に優れた吸音材を配置し、タイトなサウンドを実現するという。キャビネットデザインはオールウッド。
ウーファのサイズとクロスオーバー周波数、再生周波数特性(-3dB)は、MR524が5.25インチで2kHz、57Hz~20kHz。MR624が6.5インチで3kHz、45Hz~20kHz。MR824が8インチで1.9kHz、38Hz~20kHz。
内蔵パワーアンプはAB級で、出力はMR524が50W、MR624が65W、MR824が85W。入力端子はXLRバランスと、バランス/アンバランスのフォーン(TRS)とRCAを用意する。
外形寸法と重量は、MR524が180×221×282mm(幅×奥行き×高さ)で4.6kg、MR624が211×284×328mmで7.5kg、MR824が277×335×401mmで10.4kg。
10インチのアクティブサブウーファ「MRS10」
「EDMやヒップホップに最適なパワフルで深みのある低域を実現」したというアクティブサブウーファ。10インチのグラスアラミド コンポジットコーンウーファを採用。パワーアンプは120W出力のAB級。再生周波数特性(-3dB)は35Hz~180Hz。40Hz~180Hzまで調整できるクロスオーバーを備え、位相反転スイッチも装備する。エンクロージャはバスレフ。
入力はXLRとフォーン(TRS)のバランスで、出力用にもXLRとフォーンを備えている。サブウーファをバイパスできるフットスイッチが接続可能で、メインモニターを瞬時にフルレンジ再生させることも可能。
外形寸法は320×386×339mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は15kg。共振を抑える振動吸収ゴム足を装備する。