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サエク、最上位XLRケーブル「STRATOSPHERE XR-1」。PC-Triple C/EX採用

 サエクコマースは、XLRインターコネクトケーブルのハイエンドモデル「STRATOSPHERE XR-1」を7月28日より発売する。価格は0.7mが246,000円、1.2mが283,000円、1.5mが309,000円。その他の長さも特注で対応し、価格は0.5mあたり42,000円。

STRATOSPHERE XR-1

 STRATOSPHERE XR-1は、2月に発表したRCAインターコネクトケーブル「STRATOSPHERE SL-1」のXLRバージョン。導体にPC-Triple C/EXを採用する。

 PC-Triple C/EXは、既存の連結結晶無酸素銅PC-Triple C(銅の純度99.996%)の周囲を、5N(99.999%)の銀素材で包んだ構造。導体構造は、外周部の導体にもそれぞれ絶縁を1本ずつ施す「スーパーストラタム構造」を採用し、PC-Triple C/EX導体と相まって広帯域/高解像度な再生を可能にするという。

 中低域の周波数を受け持つ導体中心部には、比誘電率が低く誘電正接が広帯域に渡り安定するというPFA(フッ素樹脂)絶縁の0.64sq PC-Triple C単線を使用。可聴帯域以上の倍音成分の高周波が流れる外周部には、リッツ線構成で0.07sqの6本のPC-Triple C/EXの全てにPFA絶縁を施し、素線と同心円状に配置している。介在には絹糸を使用。サエクオリジナルのXLRAプラグを採用している。ケーブル外径は9mm。