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Netflix、京アニの新作「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を'18年1月配信

 Netflixは、京都アニメーションが制作するアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を、日本で2018年1月に配信する。全世界に向けても、2018年春に配信予定。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 第5回京都アニメーション大賞で初の大賞を受賞した暁佳奈の小説を原作としており、監督は「劇場版 境界の彼方‐I’LL BE HERE‐」を手掛けた石立太一が担当している。シリーズ構成は吉田玲子。

 かつて武器と呼ばれた少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが、戦場を離れCH郵便社で「自動手記人形」という仕事に出会い、人の心と向き合いながら、さまざまな感情や愛のかたちに触れていくという繊細なストーリー。

 主人公のヴァイオレット・エヴァーガーデンを演じるのは、「進撃の巨人」ミカサ・アッカーマン役や映画「聲の形」佐原みよこ役などで知られる石川由依。ヴァイオレットの後見人であるクラウディア・ホッジンズ役を子安武人、ヴァイオレットの親代わりとなるギルベルト・ブーゲンビリア役を浪川大輔、ヴァイオレットと同僚であり、感情豊かなカトレア・ボードレール役を遠藤綾、同じく同僚の青少年ベネディクト・ブルー役を内山昂輝が演じる。

あらすじ

 「自動手記人形」が生まれたのは、遠い昔のこと。活版印刷の権威であるオーランド博士は、失明してしまった小説家の妻・モリーのために、目が見えなくても文字を記すことができる機械を発明した。小さくて可愛らしい人形があしらわれた機械。博士はそれを、妻への想いと願いを込めて「自動手記人形」と呼んだ。

 やがて、「自動手記人形」は多くの人の支えとなり普及した。今では、文字が書けない人や、想いを伝えたい人に代わって、その気持ちを汲み取り言葉にして届ける職業に就く女性たちの呼び名となっている。これは、時代の転換期を生きた一人の少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが自動手記人形として、人と人との心をつなぐ物語……。

アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』PV第1弾