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Netflixが「キック・アス」や「キングスマン」のコミック大手Millarworldを買収

 米Netflixは現地時間の7日、映画化された「キック・アス」や「キングスマン」などを生み出したコミック出版社のMillarworld(ミラーワールド)を買収したと発表した。Netflixによる他社の買収は初めてで、買収額などは明らかにしていない。

 Netflixは今後、映像配信においてMark Millarのキャラクターを使った映画、シリーズ作品、子供向け番組などを手がけていく予定。また、買収後もMillarworldは、Netflixブランドの下で、新たな物語とシリーズキャラクターを生み出し、出版していくという。

 Millarworldの創業者であるマーク・ミラー氏は、マーベルの在籍中に、映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」や「LOGAN/ローガン」の原作となるコミックを手がけている。

 Netflixの最高コンテンツ責任者であるテッド・サランドス氏は「マーク・ミラーは、マーベル時代の『アベンジャーズ』から、ミラーワールド社設立以降の『キック・アス』、『キングスマン』、『ウォンテッド』、『Reborn (原題)』シリーズといった、近年でも非常に印象的な物語やキャラクターを生み出しているクリエイターです。まさに現代のスタン・リーと言えます。Netflixでミラーワールドの創作力が発揮されれば、きっと世界的なストーリーテリングの新時代が開かれるでしょう。もう待ちきれない気分です」とコメントしている。