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beyerdynamic、耳に合わせて音質調整するヘッドフォン「AVENTHO WIRELESS」。aptX HD対応
2017年9月1日 09:47
独beyerdynamicは、ユーザーの耳の聴こえ方に合わせて音質をカスタマイズするBluetoothヘッドフォン「AVENTHO WIRELESS」を、「IFA 2017」において発表した。欧州では10月に発売し、価格は450ユーロ。このほか、イヤフォン「XELENTO REMOTE」のBluetooth搭載モデル「XELENTO WIRELESS」も10月発売予定で、価格は1,199ユーロ。
アプリで音質をパーソナライズする「AVENTHO WIRELESS」
専用のスマートフォンアプリ「MIY app」と連携することで、ユーザーの耳に合わせた音質に調整するパーソナライズ機能を搭載したBluetoothヘッドフォン。
MIYアプリは、耳の保護などを考慮して最適な音声処理技術を開発している企業・MIMIのサウンドパーソナライズ機能を搭載。beyerdyamicとMIMIのコラボレーションモデルとなる。
アプリにユーザーの生まれた年を入力し、ヒアリングテストを行なうと、それを元にプロファイルを作成し、ヘッドフォン側にアップロード。また、曲の長さや、ユーザーの音楽の聴き方(習慣)などをトラッキングして、耳を守るために休憩をとるよう案内するアプリも用意する。
BluetoothのプロファイルはaptX HD/aptX/AACもサポートする。ハウジングにタッチパッドを備え、上下にスワイプすると音量調整、前後で曲送り/戻しとなる。
ヘッドフォンはオンイヤー型で、テスラテクノロジーを搭載。内蔵バッテリでの連続再生時間は約20時間。有線接続も可能で、有線時の再生周波数帯域は10Hz~40kHz。重量は240g。
テスライヤフォンがBluetooth対応になった「XELENTO WIRELESS」
テスラテクノロジー搭載イヤフォンとして発売された、リモコンケーブル付きの「XELENTO REMOTE」と同じイヤフォン部を使用し、MMCX接続のBluetooth搭載ケーブルを備えた製品。高音質と、ワイヤレス接続の利便性を両立した製品として登場した。
BluetoothのコーデックはaptX HD/aptX/AAC/SBCに対応。スマホ用の3ボタンリモコンも備える。連続再生は最大5.5時間。ケーブルを除く重量は7g。
プレーヤーと有線接続するためのMMCX-ステレオミニケーブルも同梱し、有線接続時の再生周波数帯域は8Hz~48kHz。7ペアのシリコンイヤーピースや、3ペアのComplyイヤーピース、キャリングケースなどが付属する。