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GoPro、4K/60p撮影やタッチズーム対応の「HERO6 Black」。59,000円

 GoProは28日(米国時間)、新アクションカメラ「HERO6 Black」を発表した。日本でも29日より発売開始し、直販価格は59,000円(税込)。

GoPro HERO6 Black

 新しいG1チップを搭載し、従来の「HERO5 Black」の2倍のパフォーマンスと高画質を実現したというアクションカメラ。新たに4K/60pの動画撮影が可能となった(HERO5 Blackは4K/30p)ほか、1080p/240fpsでのスローモーション撮影にも対応した。動画ファイル形式はMP4でHEVC/H.265とMPEG-4 AVC/H.264コーデックが選択できる。手振れ補正も強化し、スムーズな動画を撮影できるという。

GoPro HERO6: This Is the Moment in 4K

 写真は12メガピクセル対応で、タイプラプス撮影も可能。ナイトフォトモードも備え、夜の撮影も可能となった。RAWやHDR Photoモードによる撮影にも対応する。記録メディアはmicroSD。

 タッチパネル型ディスプレイを搭載。タッチズームに対応し、タッチパネルの操作で撮影画角を変更できるデジタルズーム機能を搭載した。USB Type-CポートやmicroHDMI出力も装備する。

 音声での操作に対応し、「GoPro ビデオ撮影を開始」と呼びかけるとビデオ撮影を開始する。「GoPro 、電源OFF」で電源をOFFにできる。ハウジングを使わずに10mまでの防水性能を備えている。

 5GHz帯対応(日本では非対応)の無線LANも装備。バッテリ容量は1,220mAh。撮影した映像を自動でGoProアプリに転送して、ハイライト動画を作る「Quik Stories」に対応。G1チップにより、視覚情報処理能力と機械学習能力が進化したため、情景とセンサーデータの解析に対応したことで、Quik Storiesの動画撮影時により印象的なシーンを切り出せるようになったという。

 ドローンの「Karma」を始め、既存のGoProマウント製品との互換性も維持されている。

三脚+延長ポール「Shorty」など新アクセサリも

 また、新しいマウントアクセサリーも発売。

 Shortyは、ポケットに収まるサイズで、3脚にもなるミニ延長ポール。価格は4,900円(税込)。ポケットに収まるサイズの長さ11.7cmのため、野外アクティビティや旅行でも利用できる。最大22.7cmまで伸ばせるため、グループショットや自撮り、撮りにくいアングルの撮影にも対応する。

Shorty

 The Handlerは、水に浮くハンドグリップのアップデート版で、クイックリリースマウントを採用。米国での価格は29.99ドル。Bite Mount + Floatyは、バイトマウントに簡単に装着できるフロート。POVショット(主観撮影)向けで、29.99ドル。

The Handler
Bite Mount + Floaty

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