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ソニー、Wチューナ/2TB搭載で約63,000円のBDレコーダ「BDZ-ZW2500」

 ソニーは、Blu-ray Discレコーダの新機種として、ダブルチューナと2TB HDD搭載の「BDZ-ZW2500」を10月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は63,000円前後。

ソニー、Wチューナ/2TB搭載で約63,000円のBDレコーダ「BDZ-ZW2500」 BDZ-ZW2500
BDZ-ZW2500

 ソニーBDレコーダのスタンダードモデルで、7月に発売された「BDZ-ZT3500」(3チューナ/3TB HDD)などと同様に、4KハンディカムからのMP4動画取り込みや、ハイレゾ音源の再生に対応。高音質化機能のDSEE HXや、SeeQVault対応HDDへの直接録画、バックアップも可能となっている。なお、Ultra HD Blu-rayの再生には対応しない。

 HDD容量とチューナ数以外の主な機能はZT3500などと共通。2チューナで最もHDD容量が多いモデルとして2TBの「BDZ-ZW2500」を投入する。

ソニー、Wチューナ/2TB搭載で約63,000円のBDレコーダ「BDZ-ZW2500」 設置例
設置例

 新モデル登場に合わせて機能強化も行なわれ、新たにソニーのハンディカムやデジタルカメラからの静止画取り込みと、4Kテレビへの4K静止画(3,840×2,160ドット)出力に対応。なお、これらの機能は前述の'17年モデルであるBDZ-ZT3500/ZT2500/ZT1500/ZW1500/ZW550も10月11日のアップデートにより対応する。

 カメラからの取り込みは、前面USB端子経由で行なえ、取り込み先はレコーダの内蔵HDDのみ。検証済みのソニー製ハンディカム/デジタルカメラは、'14年下期以降に発売したモデル。

 取り込んだ静止画ファイルのリスト表示も可能で、撮影月単位での絞り込み表示や、日付順表示に対応。本体HDDで管理できる静止画は1万枚までで、録画タイトルや音楽タイトルとは別管理となる。

 静止画ファイルの再生は、4Kネイティブ表示のほか、スライドショーも可能で、全画像または月別で連続表示できる。画像の削除や回転(90度/180度)も可能。取り込んだ静止画は、前面USB端子から、USBストレージへ書き出すことも可能。ディスクへの書き出しには対応しない。

 レコーダの機能として、自動録画の「おまかせ・まる録」と「Wおまかせチャプター」にも対応。無線LANとLAN端子を備え、Android/iOS向けアプリ「Video & TV SideView」と連携。スマホなどから宅内外で放送中/録画番組の視聴、録画予約、録画した番組の転送/持ち出しなどができる。スマートフォンの接続は同時に2台まで。

 HDMI出力端子は1系統で、4K/30p、24p出力対応。入力端子はコンポジット×1、アナログ音声×1。USBは前面と背面に各1系統備え、背面はUSB 3.0対応。消費電力は26W、年間消費電力量は約24.5kWh/年。外形寸法は430.7×208.6×43.9mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.9kg。

ソニー、Wチューナ/2TB搭載で約63,000円のBDレコーダ「BDZ-ZW2500」 背面
背面