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カシオの新タフカメラ“G’z EYE”。50m防水で240fpsスロー撮影できる「GZE-1」

 カシオ計算機は、エクストリームスポーツの撮影に適したタフカメラブランド“G’z EYE(ジーズアイ)”を新たに立ち上げ、50m防水など4種類のタフ機能や広角レンズを搭載した「GZE-1」を10月27日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50,000円前後(税込)。

カシオの新タフカメラ“G’z EYE”。50m防水で240fpsスロー撮影できる「GZE-1」 G’z EYE「GZE-1」
G’z EYE「GZE-1」
カシオの新タフカメラ“G’z EYE”。50m防水で240fpsスロー撮影できる「GZE-1」 専用アプリ「G’z EYE」をインストールしたスマートフォンと「GZE-1」
専用アプリ「G’z EYE」をインストールしたスマートフォンと「GZE-1」

 GZE-1は、腕時計「G-SHOCK」や、分離型アクションカメラ「Outdoor Recorder」シリーズで培ったノウハウを投入して開発したタフカメラ。大型ボタン、落下衝撃からレンズやボタンを保護するバンパーなどを採用した武骨なフォルムで、ダンスやスケートボード、スノーボード、サーフィンなどのエクストリームスポーツ撮影を想定し、50m防水(水深50mで連続30分間使用)、IP6Xの防塵、耐衝撃4m、耐低温-10度のタフ機能を備える。

 有効690万画素の1/2.3型CMOSセンサーと、190.8度(静止画)/170.4度(動画)で撮影できるF2.8の広角レンズを搭載し、最大で1080/30pのMOV(MPEG-4 AVC/H.264)動画撮影が可能。

カシオの新タフカメラ“G’z EYE”。50m防水で240fpsスロー撮影できる「GZE-1」 内部構造
内部構造

 動画撮影時は手ブレ補正を利用可能。また、動画の一部をスローモーション撮影する「ドラマチックスロー機能」を備え、決め技の瞬間などエクストリームスポーツの劇的な瞬間をドラマチックに演出するという。スローモーション撮影の速度は120fpsと240fpsから選べる。最大6メガのJPEG写真撮影も行なえるが、手ブレ補正には非対応。

 GZE-1単体で撮影できるが、IEEE 802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 2.1+EDRを搭載し、スマートフォンアプリ「G’z EYE」や別売の3型液晶モニター搭載コントローラ「GEC-10」(20,000円)とのワイヤレス連携が可能。手ブレ補正の効果の強弱設定や位置情報の記録など、より細かな撮影設定が行なえるという。スマートウォッチ「PRO TREK Smart『WSD-F20』」とも連携できる。

カシオの新タフカメラ“G’z EYE”。50m防水で240fpsスロー撮影できる「GZE-1」 スマートフォンアプリ「G’z EYE」
スマートフォンアプリ「G’z EYE」
カシオの新タフカメラ“G’z EYE”。50m防水で240fpsスロー撮影できる「GZE-1」 3型液晶モニター搭載コントローラ「GEC-10」(別売)
3型液晶モニター搭載コントローラ「GEC-10」(別売)

 記録メディアはmicroSD(microSDXC対応)。ステレオマイクとモノラルスピーカーを内蔵する。バッテリはリチウムイオン「NP-150」で、約355枚の写真撮影や約1時間10分の動画撮影が可能。フルHD動画1ファイル当たりの撮影可能時間は29分。外形寸法は74.1×46.4×75mm(幅×奥行き×高さ)、重量は152g(電池、カードを除く)。

 別売オプションとして、手持ち撮影が可能なマルチアングルスティック「EAM-4」(8,000円)や、腕時計のようにはめるリモートコントローラー「GEC-1」(6,000円)、IP55の防塵・防滴性能を備える専用ジンバル「GEA-3」(50,000円、’18年3月発売)などを用意する。

 なお「EXILIM EX-FR110H」('16年発売)など、従来の分離型カメラ「Outdoor Recorder」シリーズはG’z EYEとは別ラインとして継続する。

カシオの新タフカメラ“G’z EYE”。50m防水で240fpsスロー撮影できる「GZE-1」 専用ジンバル「GEA-3」と組み合わせたイメージ(別売)
専用ジンバル「GEA-3」と組み合わせたイメージ(別売)