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4K TVの9月出荷数は前年比約14%増。有機EL含むTV全体は103%、JEITA統計
2017年10月26日 16:12
電子情報技術産業協会(JEITA)は26日、2017年9月の民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比99.1%の1,108億円。内訳は、映像機器が同99.2%の512億円、オーディオ関連機器は同103.1%の77億円。カーAVC機器は同98.5%の519億円。
9月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比95.5%の35万7,000台。このうち、4K対応テレビの出荷台数は前年比113.7%の11万3,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は31.7%。4Kテレビの出荷金額は197億円で、薄型テレビ全体の出荷金額322億円に占める割合は61.1%。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比98.5%の14万3,000台で、テレビ全体における割合は40%。
サイズ別では、29型以下が同96.7%の7万6,000台、30〜36型が同86.7%の10万台、37〜49型が同97%の11万7,000台、50型以上が同107.5%の6万5,000台。構成比は順に21.2%、27.9%、32.8%、18.2%。
既報の通り、有機ELテレビの臨時統計(国内出荷)を実施し、9月度の有機ELテレビは出荷台数は6,000台、出荷金額は27億円となった。有機ELテレビも含めた薄型テレビ全体の出荷金額は、前年比103%の349億円(前年は有機ELテレビを含まない)。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比96.1%の20万台。内訳は、BDレコーダが同98.1%の15万4,000台、BDプレーヤーが同90.3%の4万7,000台。ビデオカメラは同99.3%の10万3,000台だった。
システムオーディオの出荷台数は前年同月比90.2%の9万7,000台。スピーカーシステムは同84.3%の4万9,000台。ステレオヘッドフォンは同94.3%の70万2,000台。ラジオ受信機は同81.6%の9万5,000台。ICレコーダは同78%の6万6,000台。
カーAVメインユニットは前年比100.4%の22万5,000台。カーナビは同102.8%の53万台。