ニュース

LG、20cmから120インチの投写ができる超短焦点レーザー光源プロジェクタ

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、DLP方式のレーザー光源プロジェクタ「ProBeam(プロビーム)」シリーズ初の、超短焦点モデル「HF85JG」を12月13日に発売する。フルHDモデルで、価格はオープンプライス。店頭予想価格は20万円前後。20cmの距離から、120インチの画面を投映できる。

超短焦点プロジェクタ「HF85JG」の投写イメージ

 「HF85JG」は「ProBeam」シリーズの第2弾モデル。従来モデルより、さらに短距離からの投影を可能にしており、120インチの画面を壁から約20cm、90インチであれば約8cmの距離から投映できる。

超短焦点プロジェクタ「HF85JG」

 DLP方式で、解像度は1,920×1,080ドットに対応。光源にはレーザーダイオードを使い、明るさは1,500ルーメンを実現。一般的なリビングでも鮮やかに表示できるという。コントラスト比は150,000:1。光源は約20,000時間の長寿命を実現した。起動も早く、電源のON/OFFがスムーズにできるとする。

 自動で画面の歪み補正をする自動キーストーンもサポート。4コーナー台形補正によって、より正確なスクリーンの補正ができる。

 OSにはwebOSを採用。マジックリモコンが付属し、目当てのコンテンツをポイント&クリックする、直感的な操作ができるという。

 USBストレージに保存したファイルの表示が可能で、動画や画像、音声ファイルに加え、ドキュメントファイル(xls/xlsx/doc/docx/ppt/pptx/txt/pdfなど)も簡易再生可能。

 Bluetoothにも対応しており、外部スピーカーやワイヤレスイヤフォンなどと連携し、ワイヤレスで音楽を再生できる。スマートフォンやタブレット、パソコンの映像をワイヤレスで投写する「Screen Share」機能も備えている。

 入力端子はHDMI×2、USB×2、LAN端子を装備。出力端子として、光デジタル音声×1、ヘッドフォン×1を用意。3W×2chのスピーカーも搭載。消費電力は140Wで、外形寸法は118×353×193mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3kg。

背面