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DSD 11.2MHzとバランス対応で5万円を切るAndroid搭載プレーヤー、Cayin「N5ii」
2017年12月14日 15:38
コペックジャパンは、Cayin(カイン)製のDSDネイティブ対応/Android搭載ポータブルオーディオプレーヤー「N5ii」を12月15日に発売する。価格は49,950円(税込)。
'15年に発売したCayin N5の要素を踏襲しつつ、DACをESS 9018K2Mに変更(N5は旭化成エレクトロニクス製AK4490EQ)したほか、2.5mmバランス出力用に完全差動アンプを搭載。カスタマイズしたAndroid 5.1を搭載し、Google Playから音楽再生アプリなどのインストールも可能。ディスプレイは3.65型/854x480ドットのタッチパネルを採用した。既存のAndroid搭載モデル「i5」に比べ9%小型化、24%軽量化している。
DSDは11.2MHzまでのネイティブ再生、PCMは384kHz/64bitまで対応。microSDカードスロットを2基備え、最大400GBのカードを2枚利用可能。内蔵のストレージは32GBで、OTG接続によりUSBメモリ内の楽曲再生もできる。
ヘッドフォン出力は、ステレオミニのアンバランスと、2.5mmバランス。バランス出力用に完全差動アンプを備え、セパレーションやハンドリングパワー、サウンドステージの改善を図った。出力は130mW×2ch(32Ω)。
ノイズや干渉の原因を排除するというオーディオ・プライオリティモードも搭載。Cayinが真空管アンプなど据え置き機器で培ったノウハウを活用し、鮮明なバランス出力を体感できるという。
ライン出力にも対応し、出力2Vで入力インピーダンス10kΩ以上のシステムでも利用可能。アクティブスピーカーだけでなく、 ポータブル/デスクトップアンプの高品質アナログソースにも使用可能としている。USB DAC/デジタルトランスポートとしても利用できる。USBはType-C端子。
Bluetoothと、IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)の無線LANを搭載し、DLNA経由の再生も可能。Rockchip RK3188クアッドコアプロセッサを搭載。ボディはCNC加工のアルミを使用。内蔵バッテリでの連続再生時間は約12時間。外形寸法は115×57×15.3mm(縦×横×厚さ)、重量は約150g。