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国内初、日比谷線の電車内でBGM放送。高音質ステレオ放送システム活用
2018年1月24日 18:35
東京メトロは、地下鉄・日比谷線の13000系車内で、1月29日から日中時間帯の一部運行において、高音質ステレオ放送システムを使い、BGMを流す試行運用を実施する。通勤用列車における営業列車内でのBGM放送は国内初の試みで、当面の間運行する予定。利用者の意見をもとに、「今後のBGMの有用性等を検討していく」という。
日比谷線では2017年3月に、13000系という車両がデビュー。車内スピーカーとして「高音質ステレオ放送システム」を搭載しており、よりクリアな音質で再生できるのが特徴。
このシステムでのBGM再生は、イベント列車の運行や、車両点検時のスピーカー試験のために導入したが、「日頃ご利用のお客様により快適な車内空間をご提供することを目的に、営業列車において実施することとした」という。
運行区間は日比谷線の中目黒駅～北千住駅間で、東武スカイツリーライン内はBGMを流さない。また、事故や荒天などでダイヤ乱れが発生した場合は、BGMを流さない可能性があるという。
配信BGMの例は以下の通り。
- クラシック音楽 奇数編成(例:13101編成)
曲名「月の光」ベルガマスク組曲より/作曲 クロード・ドビュッシー
曲名「ノクターン」第2番変ホ長調 作品9-2/作曲 フレデリック・ショパン
曲名「春の歌」作品62-6/作曲 フェリックス・メンデルスゾーン - ヒーリング音楽 偶数編成(例:13102編成)
曲名「朝空を開いて」/作曲 Mitsuhiro
曲名「そよぐ緑」/作曲 Mitsuhiro
曲名「陽を浴びて」/作曲 Mitsuhiro