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ケンウッド、BluetoothレシーバやK2技術搭載で約7万円のカーAVユニット

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのカーAVユニット「DPV-5000」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後。

ケンウッドブランドのカーAVユニット「DPV-5000」

 Bluetoothレシーバ機能、CD、DVD再生、地上デジタル放送、iPhone/iPodからの再生などに対応したカーAVユニット。独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」も採用している。

 Bluetooth受信機能を備え、スマートフォンなどからワイヤレスで音楽再生が可能。プロファイルはHFP、PBAP、A2DP、AVRCPに、コーデックはSBC/AACをサポート。SCMS-Tにも対応する。

 CD/DVDドライブを搭載し、DVDビデオや音楽CD、デジタル放送を録画したDVD-R/RWメディアも再生可能。SDカードスロットも備え、CDからSDカードへ、最大4倍速でのリッピングも可能。

 テレビチューナも搭載。OFDM復調ICの採用や、専用シールドにより、車内外のさまざまなノイズを抑え、電波が弱くてもクリアな地上デジタル放送を受信できるという。

 USBメモリやSDカードに保存した、MP3/WMA/AAC/WAV/FLACの音楽や、MPEG-4 AVC/H.264、WMVなどの動画ファイルも再生可能。SDカードはSDXCもサポートする。

 別売のケーブルを使ってiPhone/iPodを接続し、収録楽曲を再生できる。楽曲アルバムアート表示もサポート。

 スマホ向けの定額制音楽配信アプリ「SMART USEN」に対応し、1,000以上の音楽専用チャンネルから、音楽が楽しめる。Bluetoothで連携し、ナビ画面からチャンネル選択操作やアルバムアートなどの表示が可能。iPhoneの場合はUSB接続も可能。

 ビット拡張、周波数帯域拡張、波形補正を行なう事で、録音時に失われた信号成分を補完再生する「K2 TECHNOLOGY」もサポート。様々なディスクメディアや圧縮フォーマットを高音質化して再生できる。

 サウンドチューニング機能として、座席の位置と各スピーカーからの音の到達距離を基準にして、音が耳に到達する時間が同一になるよう、スピーカーから出る音のタイミングを調整する「リスニングポジション調整」機能や、音像イメージを座席に合わせてリスナー正面に設定できる「フロントフォーカス調整」機能を搭載。

 13バンドのグラフィックイコライザや、低音楽器のみ持ち上げ、ボーカルは持ち上げない、と言った補正が3段階でできる「ミュージックバスブースト」、「ミュージックラウドネス」、音量に連動してリアルタイムに音質を自動補正する「Drive Equalizer」、音像を持ち上げる「サウンドライザー」なども備えている。

 ディスプレイは7型で、TFT液晶を採用。解像度は800×480ドット。ボタンを押しやすくし、操作性も向上させた新設計の180mmモデルパネルを採用。ピアノブラック塗装で高級感も高めている。

 アンプ部の最大出力は50W×4。FM/AMチューナも搭載する。外形寸法は180×183×100mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.3kg。