シネックス、音楽再生可能なiPod/iPhone対応アラーム時計
-米SDIの「iHome」製品を年内に順次発売へ
株式会社シネックスは、米SDI Technologies製で、Dockコネクタを搭載したiPod/iPhone 3G対応アラーム時計「iHone iP9」を4月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11,800円前後の見込み。
通常の楽曲再生も可能。FMチューナも搭載 |
Dockコネクタを搭載し、iPod/iPhone 3G内の楽曲をアラーム代わりに再生できる目覚まし時計。通常の音楽再生も可能。FMチューナも内蔵する。ラジオには6局のプリセット機能も装備。
Dockコネクタ部はスライド式を採用。ダイヤルを回すことで、Dockコネクタが前後にスライドし、手持ちのiPodの厚さに合わせることが可能。Dockコネクタ搭載のiPod全シリーズ/iPhone 3Gに対応するという。Dockに接続することで、iPodへの充電にも対応する。
本体後方のダイヤルを回すとDockコネクタ部がスライド。厚みの違う各iPodに対応する |
アラーム時間を2つ設定できる「デュアルアラーム機能」を搭載。アラーム音はiPod内の音楽やFMラジオ、ブザーの中から選ぶことができる。また、最長2時間のスリープタイマー機能や、スヌーズ機能も備える。
付属のリモコン |
3W×2chのスピーカーを内蔵。付属リモコンでiPodの音楽機能を操作可能。低域/高域イコライザーや、音に広がりを持たせる3D効果などのエフェクトも搭載する。
ステレオミニの外部入力端子も備え、iPod以外のポータブルオーディオとの接続もできる。なお、USB端子は搭載していない。外形寸法は260×162×78mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.1kg。ACアダプタが付属する。
■ 「日本で“iHome”ブランドの確立を目指す」
製品発表会の場に、米SDI TECHNOLOGIESの営業責任者であるChris Gowdy氏が登場。日本での「iHomeブランド」の確立を強くアピールした。
iHomeとは米SDI TECHNOLOGIESのAV機器ブランドで、米国内では高いシェアを占めるという。日本ではシネックスが総代理店として国内販売を展開。今まで同様に今後もiPodオーディオ機器を順次国内投入して、日本でのシェア拡大を狙うとしている。
SDIの営業責任者Chris Gowdy氏 | 「iHome」は米国内で多くのシェアを占める |
iP9のほかに、“ボンジョビ・テクノロジー”といわれる「BONGIOVI DPS ACOUSTICS」技術を採用するスタイリッシュなiPodスピーカー「iP1」や、本体に内蔵されたLEDが音楽再生中にカラフルに光る「iH15」などを発表。機能や発売時期、価格帯など詳細は未定だが、年内の発売を予定しているという。
「BONGIOVI DPS ACOUSTICS」技術を採用したiPodスピーカー「iP1」。年内発売予定だという | 音楽に合わせて本体に内蔵されたLEDが光る「iH15」。こちらも年内発売予定 |
こちらも“ボンジョビ・テクノロジー”を投入したiPodスピーカー「iP49」。年内発売予定 | デュアルDock搭載のアラームクロック「iP88」。年内発売予定 | 縦/横向き両対応のアラームクロック「iP41」。年内発売予定 |
(2009年 4月 9日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]