ニュース
ラディウス、microSD内のハイレゾ音楽をスマホで再生する無線カードリーダー
2018年2月15日 17:11
ラディウスは、無線LAN機能を備えたオーディオ用のワイヤレスmicroSDカードリーダー「RW-WPS11」を2月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,980円前後。カラーはホワイトとブラック。
無線LAN機能を備えたカードリーダーで、microSDカードスロットを装備。4GB~256GBまでのカードが利用でき、IEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LANを使い、iOS端末や、Windows、Mac OSのパソコンからmicroSDカードの中にアクセスできる。microSDカードにハイレゾなどの音楽ファイルを保存し、ワイヤレスでiPhoneから再生し、iPhone側のストレージを圧迫せずに、ハイレゾ音楽を楽しむといった使い方ができる。Bluetoothイヤフォンと併用する事も可能。
iOS向けアプリとして「NePLAYER Lite」を用意。通常はハイレゾ再生機能を使うには、課金が必要だが、「RW-WPS11」を使っている場合は課金なしでハイレゾ音源の再生が可能。「NePLAYER」にも対応しており、ハイレゾ音源は192kHz/24bitまでサポートする。なお、既に発売している「RW-WPS01」も、NePLAYER、NePLAYER Liteに対応した。
moraやe-onkyo music、OTOTOYなどのハイレゾ販売サイトで購入した曲を、NePLAYER/NePLAYER Liteを使って、直接RW-WPS11のカード内に保存することも可能。
家庭内LANにRW-WPS11を接続し、NASのように使うことも可能。パソコンからアクセスしたり、パソコンからRW-WPS11に保存したデータをiPhoneで呼び出して再生する事もできる。
microSD内に保存した書類や動画データを管理するアプリ「DATA-BOX」も、無料で利用可能。
RW-WPS11とiPhoneを無線LANで接続しながら、端末の通信回線を使用してインターネットに接続、メールの受信やWebの閲覧も可能。
電波範囲は約40m。対応OSは、iOS 9.0以降を搭載したiOS端末(アプリ使用時)。Windows 7/8.1/10、Mac OS 10.9以降。外形寸法は62×62×11.5mm(縦×横×厚さ)で、1,400mAhのバッテリを搭載。連続音楽再生時間は、5GHz帯利用時で約8時間、2.4GHz帯で約9時間。本体の充電所要時間は約2時間30分。