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BenQ、約5.5万円でハードウェアキャリブレーション対応の24.1型IPS液晶
2018年2月27日 13:05
ベンキュージャパンは、ハードウェアキャリブレーションに対応した24.1型液晶ディスプレイ「SW240」を3月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後。写真家などへ訴求し、3月1日から横浜で開催される「CP+ 2018」に出展する。
写真家向け「SWシリーズ」の液晶ディスプレイ。アスペクト比16:10の24.1型/1,920×1,200ドットのIPSパネルと、独自の「AQCOLOR」搭載により、Adobe RGBカバー率は99%。sRGB/Rec.709は100%、DCI-P3も95%カバーしている。10bitカラーに対応し、14bit 3D LUT(ルックアップテーブル)も採用して、なめらかな階調表現が可能とする。
ハードウェアキャリブレーションに対応しており、無料でダウンロード提供している「Palette Master Element」と組み合わせてキャリブレーションしてカラーマネジメントが行なえる。製造段階ですべてキャリブレーション済みの状態で出荷するため、開封後すぐ使い始められる。
カラーモード専用ホットキーを搭載し、ボタンを押して3つのプリセットカラーモード(Adobe RGB/sRGB/モノクロ)を切り替え可能。ホットキーの長押しでプリセットモードのカスタマイズもできる。モノクロモードは3階層に分かれ、編集前のモノクロ写真を事前に確認することで写真選びの時間を短縮できるとする。
視野角は上下左右178度。バックライトはLED。輝度は250cd/m2で、コントラスト比は1,000:1(DCR:Dynamic Contrast Ratio使用時は2,000万:1)。応答速度は12ms(GTG 5ms)。
入力はHDMI、DisplayPort、DVIの各1系統。USBハブを内蔵し、USB 3.1端子(ダウンストリーム×2、アップストリーム×1)を装備。SDカードスロットも搭載。ヘッドフォン出力も備える。スピーカーは非搭載。
スタンドは高さ調整や、画面を縦にして使えるピボットにも対応する。消費電力は55W(最大)/31W(標準)/19W(エコ)で、待機時0.5W以下。外形寸法は532×227×428〜542mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.7kg。別売オプションとして遮光フードを用意する。
