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エプソン、スポットライトにもなるレーザー光源プロジェクタ。光と映像で演出
2018年2月27日 15:22
エプソンは、スポットライトとしても使えるレーザー光源搭載プロジェクタ「EV-100」(ホワイト)と「EV-105」(ブラック)を5月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19万円台。
映像投写だけでなく、店舗などで商品を直接照らすスポットライトとしても活用できるプロジェクタ。アパレルショップのショーウィンドウや、レストランのテーブルへのメニュー表示、結婚式場のバージンロードなどの空間演出に利用できるという。テーマパーク「サンリオピューロランド」の館内トイレや、PARCO名古屋店の施設共用部などにも導入されている。
パネルは0.59型液晶で解像度は1,280×800ドット。明るさは2,000ルーメン(全白/カラー)、コントラスト比は250万:1(ダイナミックコントラストON時)。「3LCD方式のプロジェクタは、投写画面をカメラで撮影するときにノイズが出ないため、SNSに映える鮮やかな写真が撮れる」としている。色温度は3,200K(ケルビン)~10,000Kまで設定可能。暖かみのある光からクリアな光まで、利用シーンに応じた演出ができる。
プロジェクタ本体は円筒型。投写角度は360度自由に変更でき、壁・天井・床など様々な場所へ投写可能。店舗や飲食店など、レイアウト変更が多い場所で柔軟に対応できる。重量は5kg。無機素材を採用したレーザー光源により、20,000時間メンテナンスフリーとなっている。
有線/無線LANや、USB、音声出力、HDMI、SDカードスロットを装備。映像入力は1080p/1080iまで対応する。本体にプレーヤーを内蔵し、SDカードから映像などを直接再生できる。ステレオミニの音声出力も備える。スピーカーは搭載しない。
豊富な投写バリエーションを実現するというソフト「Epson Projector Content Manager」により、再生リストの作成、オリジナルフィルターの適用、投写スケジュール設定などが可能。ネットワーク接続時は最大16台のプロジェクタから同時にコンテンツを再生できる。フィルター機能を使用すると、映像コンテンツを自由にアレンジできるという。
外形寸法は、プロジェクタ本体が175×260mm(直径×奥行き)、電源ユニットが361×110×65mm(幅×奥行き×高さ)。