パイオニア、グラフェンコート振動板採用で約3,400円のハイレゾイヤフォン

　オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、パイオニアブランドの新イヤフォンとして、ハイレゾ再生に対応し、グラフェンコート振動板を採用した「SE-CH3T」を3月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,400円前後。カラーはレッド、ゴールド、ブラック、ピンク、シルバーを用意する。

パイオニアブランドの新イヤフォン「SE-CH3T」

　5.5mm径のダイナミック型マイクロドライバを採用。ダイヤモンドよりも硬いなどの特長を持つグラフェンを振動板にコーティングすることで、分割振動を抑え、「ハイレゾ音源の再生に最適な伸びのある高域を再生できる」という。強磁力希土類マグネットも組み合わせ、低域再生も追求している。

パイオニアブランドの新イヤフォン「SE-CH3T」

内部構造

　ハウジングとベース部分には、精密切削のアルミニウムを使用。ドライバの振動による不要な共振を最小限に抑制し、クリアな音質と締まりのある低音再生や、音源に忠実な空間描写を実現するという。

　円筒形の筐体は外径6.8mm、ケーブルを除いた質量も3.1gと小型・軽量で、長時間でも快適に使用できるという。筐体はアルミニウムの質感を活かしながら、アルマイト処理を施している。

カラーはレッド、ゴールド、ブラック、ピンク、シルバー

　装着方法は耳掛け式にも対応可能。マイク付きのリモコンもケーブルに装備する。ケーブルの長さは1.2mで、入力端子は4極ステレオミニのL型。

　出力音圧レベルは102dB、再生周波数帯域は8Hz～40kHz。最大入力は100mW。インピーダンスは16Ω。