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おもいでばこがHEVCや4K動画、Live Photos対応。iPhone対応強化

 スマートフォンやカメラの写真や動画を取り込んで、テレビなどで表示できるバッファローの「おもいでばこ」が、iPhoneの動画対応を強化。HEVC形式の動画やiPhoneで撮影した4K動画、Live Photosの取り込みや再生に対応した。

おもいでばこ「PD-1000S」

 対象製品は、おもいでばこのPD-1000SシリーズとPD1000シリーズ。本体アップデート(Ver.3.30)とiOSアプリ(Ver.6.3)、Androidアプリ(Ver.6.3)、Macアプリ(Ver.2.5)が7日から提供開始された。

 iOS 11以降のiPhone X/8/7と、最新iPad Proで標準対応したHEVC形式の動画やiPhoneで撮影した4K動画、Live Photosのとりこみ、再生、書き出しに対応した。おもいでばこに取り込んだ動画は、おもいでばこが繋がるテレビやスマホなどの各機器でフォーマットにとらわれずに表示・再生できる。

 現状、対応機器が少ないHEVC動画を、MPEG-4 AVC/H.264に変換し、互換性の高いデータを作成することで他の動画と区別なく楽しめるようになる。HEVCファイルはiOSアプリから取り込み可能。これまではHEVCファイルをおもいでばこに保存する場合、iPhoneのカメラ撮影フォーマットを「互換性重視」に変更する必要があったが、この設定が不要となる。

 なお、おもいでばこへの取り込み時にHEVCからAVCへ変換するが、オリジナルのHEVCファイルも本体に保存。書き出し時に「おすすめの形式」(AVC)、「オリジナルの形式」(HEVC)を選択できる。

 また4K動画の取り込みにも対応。他の動画と区別することなく保存できる。ただし、4K動画をテレビに出力する場合、2K解像度となる。

 iPhone 6sから提供されている、写真の前後の動画とサウンドを一緒に保存する「Live Photos」の取り込みや再生にも対応した。

 また、Windows用のおもいでばこアプリも次週公開予定。これまで、Windowsパソコンから、おもいでばこに入った状態のままの写真・動画の閲覧ができなかったが、アプリにより、パソコンからリアルタイムに保存した写真・動画へアクセスし、表示・再生、データの操作などが可能となる。対応OSはWindows 7/8.1/10。

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