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LINE LIVEが台湾に導入。映画や音楽などエンタメチャンネルも追加へ

 LINEは19日、ライブ配信サービス「LINE LIVE」を台湾に導入し、ライブ配信者に対して視聴者がコメントやハート(いいね)を送れる「LINE LIVEプレイヤー」を提供したと発表した。

LINE LIVEプレイヤーを台湾に導入

 LINE LIVEプレイヤーの導入により、公式アカウントを保有する企業や著名人はLINE上で視聴者からのコメントやハート(いいね)を受け取れ、双方向コミュニケーションが可能になる。また、視聴者同士によるコメントを通じた交流など、多様なライブ配信を楽しめるとする。

LINE LIVEプレイヤーのチャットルームの画面

 台湾では、ライブ配信サービスを通じたスポーツ観戦やe-sports実況、ライブコマースなどの人気が高く、活用方法も多様化。LINEは「2018 LINE TAIWAN 年度記者會」において、2018年の開発戦略として「コンテンツの拡充」、「機能の多様化」、「デバイスの多重化」を掲げており、今後は映画や音楽、テレビ、スポーツ、ゲームなど、エンターテイメント関連のチャンネルを追加予定。

 グローバルでもライブ配信の利用は拡大しており、’17年9月にはドイツで欧州メディアと共同展開。’18年2月には中東・北アフリカ地域12カ国でクリエイター育成プログラム「LINE LIVE LAB」を立ち上げた。今後も、各国の文化やニーズに沿ったコンテンツ提供のために、継続的なサービスの機能追加・改善などを行ない、動画事業を通じた「スマートポータル化」を目指す。