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BS放送設備工事が4月から。一部チャンネルを視聴/予約録画できない可能性

 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、現在の一部BSチャンネルにおいて、放送設備工事に伴う放送休止を4月16日より順次行なうことを告知。該当するBSチャンネルが視聴できない、または予約録画失敗の可能性があるという。

A-PABによる周知内容

 放送設備工事を実施するチャンネルは、BSジャパン、NHK BSプレミアム、ディズニー・チャンネル、BSアニマックス、スターチャンネル2、スターチャンネル3。各チャンネルの休止日時以降に、一部テレビで視聴できず、レコーダなどで予約録画に失敗する場合がある。なお、放送設備工事を実施しないBSチャンネルの予約録画は正常に動作するという。

 視聴できない場合は、他のBSチャンネルを選局した後、30秒以上視聴してから元のチャンネルを選局するよう案内。この方法で視聴できない場合や、予約録画に失敗する場合は、A-PABの新4K8K衛星放送コールセンターまで問い合わせるよう案内している。

 対象チャンネルの休止日時は下記の通り。

【放送設備工事を実施するBSチャンネルと、休止の日時】
BSジャパン 4月16日(月)午前0時~午前6時
NHK BSプレミアム 5月8日(火)午前0時~午前6時
ディズニー・チャンネル 5月22日(火)午前0時~午前6時
BSアニマックス 5月22日(火)午前0時~午前6時
スターチャンネル2 5月28日(月)午前0時~午前8時
スターチャンネル3 5月27日(日)午後11時30分~5月28日(月)~午前8時

 既報の通り、12月1日から始まる「新4K8K衛星放送」により、現在のBS(右旋)帯域に4K放送を6チャンネル割り当てるため、現行の2K BS放送の帯域削減(チャンネル当たりのスロット数の削減)と、トラポン(トランスポンダ/衛星中継器)の移動(周波数の変更)が必要。その移動に伴い、放送休止となるチャンネルが発生すると予告していた。

新4K8K衛星放送では左旋円偏波を使用するため、帯域再編が必要となる