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i-dio視聴アプリと高音質のTS PLAYが統合。ハイレゾ級音声チャンネル追加も

 V-Lowマルチメディア放送のi-dio事業を推進するジャパンマルチメディア放送は2日、i-dio視聴用のスマートフォンアプリ「i-dio」と、高音質チャンネルTS ONE用アプリ「TS PLAY」を統合し、6月1日から新たに 「TS PLAY by i-dio」として配信すると発表した。

 i-dioは現在、東京近郊/東海/大阪/加古川/福岡の一部地域で視聴可能で、順次エリアを拡大。「TS ONE」はi-dioの中の高音質チャンネルとして展開している。

 従来、i-dioアプリとTS PLAYアプリは独自に機能拡充を行なってきたが、これを新アプリ「TS PLAY by i-dio」に統合。さらにi-dioチューナ受信向けに、ハイレゾ級音声対応チャンネルを追加。「リスナーのより一層の利便性向上及び高音質を求める声に対応する」としている。

  • 全チャンネルの視聴
  • オンエア楽曲のジャケット写真表示
  • オンエア番組の開始通知機能
  • ハイレゾ級音声対応チャンネル追加による高音質聴取
    (i-dioチューナでの受信に限る)

 新たに開局する仙台・広島地区では、 JFN加盟局のサイマル放送の聴取も可能になる予定。

 サービスエリアは北海道から沖縄まで日本全国で、TS ONEのほかにアニソン専門の「アニソン HOLIC」などのチャンネルを用意。ただし北海道エリアではi-dio開局前までの間、 一部チャンネルが非対応となる。

 リスナーの聴取状況を5分ごとに把握できるログ解析機能を全チャンネルに実装し、 多チャンネルプラットフォームの強化を図る。インターネット音声広告の配信を可能にする、米アズウィズの広告挿入技術を活用した「デジタル・オーディオ・アド・ネットワーク」にも順次対応する。

 ジャパンマルチメディア放送は、エフエム東京(TOKYO FM)が中心となって設立し、35社が資本参加している。