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ヤマハ、48,000円でDolby Vision/HLG対応、2ch DAC×3基搭載の5.1ch AVアンプ
2018年4月11日 13:00
ヤマハは、低価格な5.1ch AVアンプながら、HDRのDolby VisionとHLGに対応した「RX-V385」を4月下旬に発売する。価格は48,000円。カラーはブラック(B)のみ。
ドルビーTrueHDなどのHDオーディオまで対応するAVアンプ。全てのHDMI端子で、Ultra HD Blu-ray規格に規定された、HDRやBT.2020映像、HDCP 2.2、4K/60p(YCbCr 4:4:4、10/12bit伝送)のパススルーが可能。HDMI端子は4入力、1出力を装備している。HDR映像はDolby VisionとHLGに対応。4Kへのアップスケーリング機能も備えている。
定格出力は100W(6Ω)×5ch、最大出力は135W(6Ω)×5ch。進化点として、バーブラウンの2chステレオ向けの384kHz/32bit対応DACを3基搭載。ブロックケミコンなどのパーツを再選定し、上位機種と同等のプリント基板パターンや電源構成を採用することなどで、音の基本性能を向上させた。
内蔵の5chパワーアンプは、2.0ch~3.1chスピーカー接続時に、フロントバイアンプで使うことも可能になった。フロントバイアンプ機能は、このクラスでは初の対応。サラウンドプロセッサやトーンコントロールをバイパスし、音声信号の経路を最短化。ピュアオーディオソースなどをより高純度な音質で再生するダイレクトモードも新たに装備する。
ネットワークプレーヤー機能は備えていないが、USBメモリなどに保存した音楽ファイル、MP3/WMA/AAC/WAVの再生も可能。
Bluetoothの送受信に対応。スマートフォンなどから、ワイヤレスで音楽をAVアンプに伝送し、スピーカーから再生できる。コーデックはSBCに対応。プロファイルはA2DPをサポートする。圧縮音声で失われがちな高音域の情報量、低音域の明瞭度などを補正する独自の「ミュージックエンハンサー」もBluetooth再生時に利用可能。
独自の音場創生技術「シネマ DSP」も搭載。プログラム数は17。付属のマイクを使い、室内の音響特性を自動的に計測・補正する「YPAO」(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)も利用可能。
HDMI以外の端子は、音声入力が、アナログRCA×2、ステレオミニ×1、光デジタル×1、同軸デジタル×2。映像入力がコンポジット×3。音声出力は、サブウーファプリアウト×1、ヘッドフォン×1。映像出力はコンポジット×1。
AM/FMチューナも搭載。ワイドFMにも対応。消費電力は260W。外形寸法は435×315×161mm(幅×奥行き×高さ)。重量は7.7kg。