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ソニー、アトムやブラック・ジャックとコラボのwena wrist。初のWAON対応モデルも
2018年4月17日 10:05
ソニーは、腕時計のバンド部分にスマートウォッチ機能を内蔵した「wena wrist pro」において、「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」との限定コラボレーションモデルを4月24日に発売する。各200台限定で、17日より予約を受け付けている。価格は、鉄腕アトムモデル(シルバー/WNW-SB12A S)が10万880円、ブラックジャック(プレミアムブラック/WNW-SB12A B)が11万880円。手塚治虫生誕90周年を記念したコラボとなる。
また、ファッションブランド「Hanae Mori manuscrit」とwena wristのコラボモデルも4月24日に数量限定で発売し、17日から予約開始。クロコ調のカーフレザーを用いた3色のデザインを用意し、価格は各29,880円。スマートウォッチの電子マネーとして、初めてWAONに対応したのも特徴。
「アトム」と「ブラック・ジャック」コラボモデル
これまで多くの手塚治虫コラボレーションを手掛けてきたデザイナー・大矢寛朗氏によるもので、鉄腕アトムとブラック・ジャックを文字盤や裏蓋に配置したほか、バンド部分にもシルエットを刻印した。いずれも手塚プロダクション公式プロダクトとなる。
バンド部は、wena wrist pro(通常モデルはシルバーが実売35,000円前後、ブラックが同37,000円前後)、ヘッド部は機械式のwena wrist Mechanical head(同54,000円前後/シルバー、55,000円前後/ブラック)で構成する。
鉄腕アトムモデルは、アトムの顔を、ブラック・ジャックは全身を、それぞれ時計のヘッドの表裏にデザイン。文字盤に蓄光加工を施しており、アトムの目(サーチライト)の部分とブラック・ジャックの全身が、暗い場所で浮かび上がるようになっている。バンドにも、LEDの部分にアトムとブラック・ジャックをそれぞれ刻印。パッケージもそれぞれの世界観を表現する特別仕様のデザインとなっている。
バンド部にスマートウォッチ機能を搭載。スマートフォンと連動し、電話やメール着信、SNS更新などを有機ELディスプレイに表示できる。EdyやiDなどの電子マネーに対応。活動ログ機能も利用でき、1日の歩数や消費カロリー、睡眠の状態などを専用アプリから確認できる。本体は5気圧防水に対応。連続動作時間は約1週間、充電時間は約1.5時間。接続するスマートフォンの対応OSはiOS 8.0以上、Android 5.0以上。バンド幅はディスプレイ部が20mm、ヘッド取り付け部が22mm。
ヘッド部は機械式で、前面の風防には衝撃や傷に強い球面サファイアガラスを、背面には機械式ムーブメントの動きを確認できるシースルーバックを採用している。連続動作時間は約42時間。キャリバーはCal.90S5。厚さは11.1mm(ラグ部を含めると14.35mm)、重量は67.5g。ケース材質はSUS316S。
早期購入者プレゼントとして、期間中の購入者に対し、特製ウォッチスタンドとステッカーをプレゼント。今回のコラボを記念して制作された、アトムと、ブラック・ジャック、ピノコがwena wristを装着したイラストがあしらったもの。応募はWebで受け付ける。
Hanae Mori manuscritモデルは初のWAON対応
Hanae Moriのクリエイティブデザイナーを務める天津憂が手掛けるブランドHanae Mori manuscritと、wena wrist Three Hands Squareのコラボモデル。ハナエモリブランドを象徴する蝶をあしらったフェイスデザインを採用。裏蓋にはメゾンのブランドロゴを配している。パッケージも特別仕様で、ギフトなどの購入も想定している。
スマートウォッチとして初のWAONに対応し、買い物などの支払いに利用するとWAONポイントも貯まる。このバンドを他の18mmバンド対応腕時計に付け替えることも可能。
WAON対応以外は既存モデルと共通。バンド部はIPX7相当の防水、ヘッド部は3気圧防水。ヘッド部の連続動作時間は2年。重量はヘッド部が17.6g、バンド部が約10g。